金融業界株 SBI新生銀行、再上場後に急騰 ――金利上昇だけでは説明できない「構造変化」への評価高まる
SBI新生銀行の株価は、2025年12月の再上場後に急騰し、他の銀行株を大きく上回るパフォーマンスを示しています。日銀の金利正常化が銀行株全体の追い風となる中でも、同社の上昇はそれだけでは説明できません。投資家が注目しているのは、SBIグループの中核として決済・信用インフラを担う戦略的役割です。デジタル資産や将来キャッシュフローを視野に入れた金融エコシステム構想により、同社は従来型銀行から次世代金融プラットフォームへの転換を進めています。加えて、高利回りの貸出ポートフォリオと低コスト預金基盤により、金利上昇局面での収益拡大が期待されています。2025年に公的資金を完済したことで配当や成長投資の制約が解消され、クラウド基盤やAI与信、円建てステーブルコイン構想などを背景に、中長期的な成長ストーリーが再評価されています。