column 日経平均最高値の裏で進む“静かな暴落”__AI半導体銘柄に資金が集中する一方、多くの企業の株価が下落する理由とは・・・
現在の日本株市場では、AI・半導体関連銘柄への資金集中が鮮明になっています。キオクシアやソフトバンクグループ、東京エレクトロンなど一部の大型株が日経平均を押し上げる一方、多くの銘柄は下落や横ばいが続いており、投資家の間では「日経平均は高いのに儲からない」という違和感が広がっています。背景には、海外投資家による「日本版NVIDIA」探しや、機関投資家によるパフォーマンス追随買いがあります。さらにETFや指数運用の資金流入が上昇銘柄への集中を加速させています。その結果、市場全体では値下がり銘柄が増える「隠れ弱気相場」の様相も強まっています。現在の相場は日本経済全体の強さというより、AI関連株への資金集中によって支えられている側面が大きく、今後はAI成長期待の変化が市場全体のリスク要因となる可能性があります。