株式劇場

金融業界株

【ソニーFG 決算発表】4〜6月期は最終黒字へ転換!通期純利益予想を230億円に上方修正

ソニーフィナンシャルグループの2026年4〜6月期は、最終損益が91億6,000万円の黒字となり、前年同期の244億9,200万円の赤字から大幅に改善しました。通期最終利益予想も160億円の赤字から230億円の黒字へ上方修正しています。主因はソニー生命の債券売却損が想定を下回ることと、SP.LINKS関連の持分法投資譲渡益です。一方、一時的要因を除く修正純利益予想は1,100億円、年間配当予想は8円で据え置きました。第1四半期の修正純利益は43.6%増の315億円で、生命保険、損害保険、銀行の全事業が増益となりました。今後は新契約販売の回復と、173%まで低下したESRの推移が注目されます。
三井グループ

三井金属の株価が16%超急落した理由とは? 好決算でも市場予想に届かず「期待先行」の反動売り

三井金属株が一時16.51%安となった主因は、2027年3月期の純利益予想を750億円から800億円へ上方修正したものの、市場予想の885億円に届かなかったことです。第1四半期は売上高が19.3%増、営業利益が84.1%増となり、最終損益も168億円の黒字へ改善しました。しかし、前期の在庫評価益の反動で通期は減益を見込むほか、機能材料事業の上振れを金属事業の下方修正が相殺し、上期利益予想も引き下げられました。特殊銅箔への420億円の増産投資や10分割は前向きな材料ですが、市場の高い期待を埋められず、利益確定と失望売りが膨らみました。今後はデータセンター向け需要の持続性と金属市況が焦点です。
株式劇場

リクルートがストップ高!純利益7550億円へ上方修正 AI活用とIndeedの収益化進展で最高益更新に弾み

リクルートホールディングスは、2027年3月期の純利益予想を従来の6230億円から7550億円へ引き上げ、市場予想も大幅に上回ったことから、8月10日の株価はストップ高水準まで上昇しました。第1四半期は売上収益が前年同期比18.9%増の1兆453億円、純利益が67.5%増の2026億円となり、主要指標が過去最高を更新しました。Indeedを中心とするHRテクノロジー事業では、AIを活用した高単価のPremium Sponsored Jobsが伸長し、求人件数が弱含む中でも収益性が大幅に改善しています。通期EBITDA+Sは1兆1050億円を見込み、残り約2300億円の自社株買い余力も株価の支援材料です。今後は米国求人需要、求人1件当たり売上高、為替動向が焦点となります。
株式劇場

【ブリヂストン 決算発表】上期最高益で上場来高値!数量・価格・製品ミックスが同時改善、下期コスト増を乗り越えられるか

ブリヂストンの2026年1~6月期は、売上収益が前年同期比10%増の2兆3,217億円、調整後営業利益が20%増の2,809億円となり、ともに上期の過去最高を更新しました。数量増と売値・製品ミックス改善、原材料価格の良化、円安が増益に寄与。需要が縮小した北米でもマルチブランド戦略と直営網により市場を上回る販売を確保し、欧州は再編効果で利益が急回復しました。通期予想は据え置きましたが、中東情勢に伴う下期600億円強のコスト増を見込みます。株価は決算後に上場来高値を更新しており、好循環の持続性と価格転嫁、次期中期経営計画が今後の焦点です。
三井グループ

【三井金属 決算発表】AIサーバー向け銅箔が成長をけん引 2027年3月期予想を上方修正!株式10分割で個人投資家にも門戸

三井金属は、AIサーバーやデータセンター向け特殊銅箔の販売拡大を受け、2027年3月期の売上高予想を8,500億円、営業利益を940億円、経常利益を1,000億円、純利益を800億円へ上方修正しました。第1四半期は売上高が前年同期比19.3%増、営業利益が84.1%増となり、最終損益も168億円の黒字へ転換しました。機能材料事業では銅箔の販売増と価格改定が寄与し、売上高は41.1%増、セグメント利益は73.8%増となりました。約420億円を投じてMicroThinなどの生産能力を増強するほか、10月1日付で1株を10株に分割します。一方、上期利益予想は一部下方修正されており、金属市況や為替、増産投資の進捗が今後の焦点です。
三井グループ

【三井松島HD 決算】27年3月期1Qは経常益18%増!産業用製品が成長をけん引、通期計画への進捗も順調

三井松島ホールディングスの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比15.2%増の177億1200万円、経常利益が18.4%増の32億8500万円となりました。産業用製品が29.9%増収、24.5%増益と全社をけん引し、経常利益の通期計画に対する進捗率は31.6%と過去平均を上回りました。一方、生活消費財は円安による原価上昇で減益となり、全社の営業利益率も17.1%から16.0%へ低下しました。純利益には投資有価証券売却益15億5300万円が寄与しており、利益の質には注意が必要です。通期予想と年間130円の配当予想は据え置きました。今後は綿棒メーカー山洋の買収効果、産業用製品の成長持続、生活消費財の採算改善が焦点となります。
株式劇場

バークシャー、15四半期ぶりに株式買い越しに転じる!巨額現金が「待機」から「選別投資」へ

バークシャー・ハザウェイは2026年4~6月期、14四半期連続の売り越しを経て、15四半期ぶりに株式を買い越しました。買越額は197億ドル(約3兆1000億円)で、アルファベットへの100億ドルの追加出資が主因です。45億ドル超の自社株買いも実施し、経営陣が自社株を割安と判断していることを示しました。手元資金は3655億ドルへ減少しましたが、依然として潤沢です。純利益は株式評価益を背景に前年同期比2.1倍の256億ドル、営業利益も16%増の129億ドルとなりました。製造・小売やエネルギー事業が好調だった一方、保険引受利益は減少しました。アベルCEOの新体制下で、巨額現金を待機させる段階から、AI関連株や自社株へ選別的に配分する動きが始まった点が最大の注目材料です。
株式劇場

【サイバーエージェント3Q決算】ゲームとABEMAがけん引し通期予想を大幅上方修正!純利益は一転29%増、増配も発表

サイバーエージェントの2026年9月期第3四半期累計は、売上高が前年同期比12.2%増の7092億円、営業利益が38.2%増の674億円、最終利益が49.5%増の360億円となりました。ゲーム事業の主力タイトルやカジュアルゲームが好調だったほか、ABEMAの黒字化が利益を押し上げました。会社は通期予想を売上高9500億円、営業利益770億円、最終利益410億円へ大幅に上方修正し、年間配当も20円へ増額しました。7月配信の「hololive Dreams」は初日100万ダウンロードを突破し、第4四半期からの業績寄与が期待されます。一方、4~6月期単独では営業利益が23.6%減少しており、新作ゲームの収益持続性やABEMAの投資と利益成長の両立が今後の焦点です。
不動産株

【住友不動産 決算】1Q純利益15%増で過去最高!オフィス賃貸がけん引、空室率3.6%に改善

住友不動産の2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比4.2%減の2,810億円となった一方、純利益は15.4%増の851億円と過去最高を更新しました。営業利益も1.0%増の1,028億円でした。主力のオフィス賃貸事業では、既存ビルの空室率が3月末の4.3%から3.6%へ改善し、賃料引き上げや六本木セントラルタワーの通期稼働が増益に寄与しました。マンションなどの計上戸数は約3割減りましたが、販売価格の上昇で高採算を維持しています。株式売却を中心とする特別利益160億円も純利益を押し上げました。通期予想は純利益2,230億円などを据え置き、14期連続の最高益更新を目指します。今後はオフィス賃料の上昇余地、住宅販売、建設費や金利負担の動向が焦点です。
三菱グループ

【三菱地所 決算】4~6月期純利益は3倍で過去最高!海外大型物件の売却が寄与、通期最高益へ好発進

三菱地所の2027年3月期第1四半期は、営業収益が前年同期比39.4%増の4,976億円、営業利益が94.3%増の1,212億円、純利益が約3倍の954億円となり、いずれも好調でした。ロンドンやシドニーの大型オフィス売却が寄与し、海外事業の営業利益は約6.8倍に拡大。国内物件の売却に加え、丸の内の賃料増額や住宅販売も利益を押し上げました。経常利益は市場予想を51.7%上回り、通期計画に対する進捗率も36.7%と高水準です。会社は純利益2,350億円の通期予想を据え置き、年間49円の配当と500億円の自社株買いを計画しています。一方、増益の多くは物件や政策保有株式の売却益によるため、今後は賃貸収益の持続的な成長や金利負担の動向が焦点となります。