株式劇場

【IHI 決算発表】原子力・航空エンジン需要が牽引し受注高は過去最高へ! ― 「未来の売上」を示す受注残が急拡大、市場は構造転換を高く評価 ―

IHIは2026年3月期の受注高見通しを前期比11%増の1兆9400億円へ上方修正し、過去最高を更新する見込みです。原子力を中心としたエネルギー分野の需要拡大が主因で、脱炭素の流れやデータセンター向け電力需要の増加が追い風となっています。業績予想は据え置いたものの、航空エンジンのスペア部品販売が堅調で収益基盤は安定。足元の売上は一時的に減少しましたが、将来の成長を示す受注残の積み上がりが評価され、株価は大きく上昇しました。
株式劇場

【JX金属 決算発表】AI革命の本命銘柄へ!純利益予想を大幅上方修正、素材企業から「次世代インフラ企業」へ変貌

JX金属は、AIサーバー向け先端材料の需要拡大を背景に、2026年3月期の連結純利益予想を930億円へ大幅上方修正しました。第3四半期累計でも最終利益は前年同期比約73%増と好調で、タンタル粉末や高機能銅合金、スパッタリングターゲットなど高付加価値材料が成長をけん引しています。さらに光通信・フォトニクス分野向けの結晶材料で設備投資を拡大し、2030年に向け生産能力を約3倍に引き上げる計画です。増配も発表しており、同社は非鉄金属企業からAI・デジタルインフラを支える先端材料企業へと評価軸が変化しつつあります。
自動車株

ホンダ、四輪赤字とEV逆風を乗り越えられるか ― 大幅減益決算と構造改革、株主還元強化で問われる再成長シナリオ ―

ホンダは2025年4〜12月期の連結決算で、純利益が前年同期比42%減の4654億円となり、大幅な減益となりました。四輪事業がEV関連の一過性費用や米関税、販売減少の影響で赤字に転落したことが主因です。一方、通期の利益見通しは据え置き、売上収益は上方修正しました。資本効率向上を目的に大規模な自社株消却を発表するとともに、開発部門を再び本田技術研究所へ移管し、技術力強化と競争力回復を図る方針を示しました。
株式劇場

【住友金属鉱山 決算発表】業績予想を大幅上方修正!資源高と円安を背景に“収益構造の強さ”鮮明に

住友金属鉱山は、2026年3月期の連結純利益が前期比8.5倍となる1,400億円に達する見通しを示し、従来予想を大幅に上方修正しました。銅・金価格の上昇や円安効果が業績を押し上げ、市場予想も大きく上回っています。セグメント別では資源、製錬、材料のすべてが増益となり、特に製錬事業は想定以上の改善を見込みます。あわせて配当方針を見直し、DOEの下限引き上げとともに年間配当を183円へ大幅増配しました。好調な市況と戦略投資の成果が同社の収益力と株主還元姿勢を鮮明にしています。
株式劇場

【古河電気工業 決算発表】大幅増益見通し!業績上方修正と増配(120円→160円)で市場評価一変

古河電気工業は2月9日、2026年3月期の業績見通しを大幅に上方修正しました。連結純利益は前期比62%増の540億円と過去2番目の高水準を見込み、退職給付制度改定に伴う特別利益や円安、自動車部品・電池事業の好調が寄与します。売上高は1兆3000億円、営業利益は560億円と増収増益を予想。生成AIの普及を背景にデータセンター向け製品が伸び、情報通信ソリューション事業が黒字転換しました。あわせて年間配当を160円へ増配し、株主還元を強化。発表後、株価は急騰し市場の評価が大きく高まりました。
株式劇場

【川崎重工業 決算発表】業績上方修正!株式分割と増配で投資家の関心高まる

川崎重工業は2月9日、2026年3月期の連結純利益が前期比2%増の900億円になるとの見通しを発表し、従来の減益予想から一転して上方修正しました。為替差益の寄与が主因で、市場予想も上回っています。売上収益は2兆3400億円と堅調な成長を見込み、受注高も国内インフラ案件の好調を背景に引き上げました。あわせて1株を5株に分割し、年間配当を166円に増額する方針を示すなど、株主還元を強化。業績改善と還元策が評価され、株価は上場来高値を更新しています。
政治と株価

自民党圧勝の衝撃、日本株は新たな上昇フェーズへ!?政治的安定が生む「黄金の3年間」と市場構造の変化

自民党をはじめとした与党が衆院選で多数の議席を獲得し、日本維新の会と合わせて圧倒的多数を確保したことで、日本株式市場は大きな転換点を迎えています。市場予想を大幅に上回る結果となり、少なくとも2028年まで国政選挙がない政治的安定が確定しました。これにより政策実行力が高まり、防衛、エネルギー、半導体、金融分野を中心に中長期的な投資環境の改善が期待されています。短期的な利益確定売りの可能性はあるものの、海外投資家による資金流入が再加速し、日本株の再評価が進むとの見方が強まっています。
金融業界株

【ソニーFG】衆院選後の金利上昇は、ソニー生命への逆風でソニー銀行への追い風か

ソニーフィナンシャルグループは、衆議院選挙後の金利上昇局面において、業績と株価の双方で大きな影響を受ける可能性があるとして投資家の注目を集めています。長期金利の急上昇により、生命保険事業が保有する巨額の長期国債に評価損リスクが生じる一方、新会計基準IFRS17の適用によって会計上の損失が顕在化しやすい構造となっています。ただし、金利上昇は新規保険契約の収益性向上や、ソニー銀行における利ざや拡大という追い風にもなります。市場では短期的な不透明感が強いものの、中長期では構造的競争力と資本効率改善を評価する見方もあり、投資判断が分かれる局面となっています。
株式劇場

イトーヨーギョー、業績上方修正と増配(18円から20円へ)を発表!インフラ需要を追い風に収益力が着実に向上

イトーヨーギョーは2026年3月期の業績が想定を上回って推移しているとして、通期の経常利益予想を従来の2.1億円から2.6億円へ上方修正しました。第3四半期累計の経常利益は前年同期比約55%増と大幅な伸びを示し、進捗率も過去平均を上回っています。高付加価値のコンクリート製品販売が好調で利益率が改善したことが主因です。好業績を受け、期末配当も20円へ増額。インフラ更新や防災需要といった中長期的な追い風を背景に、安定成長と株主還元への期待が高まっています。
株式劇場

【サイバーエージェント 決算発表】ゲームとABEMAが牽引し第1四半期は過去最高益

サイバーエージェントは2026年9月期第1四半期決算で大幅な増収増益を達成しました。売上高は前年同期比14%増の2323億円、純利益は約2.5倍の124億円と、第1四半期として過去最高を更新しました。主力のゲーム事業が好調で、売上高は69%増、営業利益は5倍超と収益を大きく押し上げました。特に「ウマ娘 プリティーダービー」英語版を中心とした海外展開が寄与しています。メディア&IP事業では、インターネットテレビ「ABEMA」が設立以来初めて四半期営業黒字を達成し、収益改善が鮮明となりました。一方、インターネット広告事業は大型顧客離脱の影響で減益となりましたが、足元では回復傾向にあるとしています。通期業績予想は据え置きつつ、成長分野への投資を継続する方針です。