政治と株価

米国・イスラエルがイラン攻撃開始!中東緊迫で日本株に波乱、防衛・エネルギー関連に資金シフトか

米国とイスラエルが2月28日にイランへの軍事攻撃を開始し、イランも報復に踏み切るなど中東情勢が急速に緊迫しています。市場では金が急騰し、株式はリスク回避の動きが強まりました。日本にとっては原油・LNG輸入の大半が通過するホルムズ海峡の動向が最大の焦点で、封鎖されればエネルギー価格高騰やGDP押し下げのリスクがあります。防衛、宇宙、サイバー関連が物色される一方、全体相場は不安定化する可能性が高く、分散投資やキャッシュ確保が重要な局面です。
自動車株

トヨタ、政策保有株3兆円規模の早期解消へ!百五銀行・大垣共立銀行・七十七銀行らに大きな恩恵か

トヨタ自動車が、金融機関が保有する同社株の政策保有分について、最大3兆円規模で早期解消を検討していることが明らかになりました。自社株買いや売り出しを通じて一括処理する案が浮上しており、ガバナンス改革への本気度を示す動きと受け止められています。実現すれば、日本特有の株式持ち合い慣行の見直しを象徴する事例となる可能性があります。特にトヨタ株の保有比率が高い地方銀行にとっては、売却益や資本効率改善による再評価の契機となることが期待されています。
次世代エネルギー関連株

東洋エンジニアリング株が急騰!1500億円赤字発表も、レアアース国策テーマが再評価

東洋エンジニアリングは、ブラジルのガス火力発電案件の損失計上により通期最終損益を1500億円の赤字へ下方修正したものの、2月27日に株価が前日比12.9%高と急騰しました。背景には、受注高が目標を達成し脱炭素分野へ事業構造を転換している点や、南鳥島沖レアアース開発への関与による国策テーマへの期待があります。市場は足元の巨額赤字よりも、資源安全保障やエネルギー転換を軸とした将来価値を評価した動きとみられます。
株式劇場

ヨドコウ、最終利益170億円へ大幅上方修正!2期連続最高益と増配でPTS株価急騰!その要因に迫る

ヨドコウは2026年3月期の連結最終利益予想を115億円から170億円へ大幅に上方修正し、2期連続で過去最高益を更新する見通しを示しました。もっとも、利益増加の主因は中国子会社売却に伴う税効果や株式譲渡益といった一時的要因です。本業の営業利益予想は据え置かれました。一方で年間配当は60円から89円へ増額し、配当性向75%以上の方針を実行。短期的な高配当魅力が高まる一方、今後は本業の持続的成長が焦点となります。
株式劇場

ダイドーリミテッド、減配と優待見直しでPTS急落!ビットコイン10億円購入も発表し波紋

ダイドーリミテッドは2026年3月期の期末配当を従来計画の100円から50円へ半減すると発表し、PTSで株価が20%超急落しました。株主優待の一部削減も公表し、従来の高還元方針を転換しました。一方で新中期計画を策定し、M&Aに86億円を投じ、2028年3月期に売上高650億円、ROE20%を目指すとしています。また余剰資金の運用として最大10億円のビットコイン購入も発表し、成長投資重視への姿勢を鮮明にしました。
次世代技術

ラピダスに官民出資2676億円!政府は「黄金株」で最先端半導体量産を後押しへ

ラピダスは、政府1000億円、民間32社1676億円の出資を受け、官民合計で約2676億円を調達しました。今後の追加出資を含めると出資総額は約4250億円に達する見通しです。政府は筆頭株主となりますが、議決権は11.5%に抑えつつ「黄金株」を保有し、経済安全保障上の統制を確保します。2ナノ半導体の27年度後半量産を目指す一方、総投資は7兆円超とされ、なお2兆円規模の資金確保が課題となります。
株式劇場

任天堂、約3000億円規模の株式売り出しと自社株買いを同時発表!株価一時急落も反発!需給改善への評価

任天堂は、京都銀行などが保有する約3269万株(発行済み株式の約2.8%)を売り出すと発表しました。規模は約3000億円にのぼります。一方で、最大1000億円の自社株買いも同時に実施し、取得株は全て消却する予定です。政策保有株の縮減と資本効率改善を狙った動きで、需給悪化懸念を和らげる構造となっています。今後はSwitch2の利益率やメモリ価格動向、IP事業の拡大が焦点となります。
株式劇場

ライト工業が業績・配当を上方修正!4期ぶり過去最高益へ、還元強化で市場評価高まる

ライト工業は2026年3月期の連結経常利益予想を151億円へ上方修正し、前期比14.7%増と4期ぶりの過去最高益更新を見込むと発表しました。下期業績も増益見通しに転じ、本業の収益力向上が鮮明になっています。あわせて年間配当を107円から118円へ増額修正し、株主還元を強化しました。中期計画で掲げる高い還元方針の実行が評価され、業績成長と増配の両輪が株価の支えとなっています。
金融業界株

楽天銀行、株価急落!フィンテック再編再始動で財務負担懸念 エコシステム強化と成長鈍化リスクの綱引き

楽天銀行は、楽天グループが金融子会社の再編協議を再開すると発表したことを受け、株価が13%超下落しました。銀行・カード・証券事業を楽天銀行の下に集約する方針ですが、親会社が携帯事業投資で最終赤字を続けるなか、再編費用や資本負担が楽天銀行に及ぶとの懸念が広がっています。一方で、効率化やAI活用によるシナジー創出への期待もあり、今後は再編スキームの詳細や財務影響が株価を左右する見通しです。
株式劇場

大阪チタニウムテクノロジーズが急騰!東邦チタのJX金属が完全子会社化で連想買い、航空機回復期待も追い風

大阪チタニウムテクノロジーズは、JX金属による東邦チタニウム完全子会社化の発表を受け、同業連想買いが広がり株価が急騰しました。終値は前日比10%超高の3,150円となりました。同社は航空機エンジン向けスポンジチタンを主力とし、航空機需要回復が中長期的な追い風となっています。一方で在庫調整や為替動向は短期的なリスク要因です。業界再編を背景にチタン素材の戦略的重要性が再評価される中、今後は航空機生産動向や収益改善の持続性が株価を左右する見通しです。