政治と株価

米軍が中東に大規模戦力集結、ホルムズ海峡リスク再燃――日本株は「原油高×リスクオフ」をどう織り込むか

米軍の中東での大規模戦力展開を受け、ホルムズ海峡の供給リスクが市場の焦点となっています。世界の原油輸送の要衝である同海峡が混乱すれば、原油価格の急騰を通じて日本経済に下押し圧力がかかる可能性があります。中東依存度の高い日本にとっては、円安と原油高が同時に進む局面は企業収益に逆風です。一方、エネルギー関連や商社には追い風となる可能性があり、今後は指数全体よりもセクター間の明暗に注目が集まりそうです。
株式劇場

INPEX、減益決算後に株価反落も反転へ!減益下でも“実質最高益”水準と累進配当108円!PBR1倍回復へ

INPEXは原油価格下落の影響で2025年12月期は減益となりましたが、原油や為替の影響を除いた基礎収益は過去最高水準を維持しました。2026年も保守的な原油前提のもと減益予想ながら、主力LNG事業が安定収益を支えます。年間配当は108円へ増配し、累進配当方針を明確化。自社株買いも含め総還元性向は50%超と高水準です。PBRは1倍回復を目標に改善が進んでおり、長期成長軸のアバディLNGも前進しています。
株式劇場

マルマエ、業績・配当を大幅上方修正!大幅増配で年間配当76円へ!

マルマエは2026年8月期の業績予想を上方修正し、通期の連結経常利益を従来の26億円から30億円へ引き上げました。前期比55%増と大幅な増益となる見通しで、過去最高益を更新する見込みです。半導体製造装置向け需要の回復や高利益率案件の増加に加え、補助金収入も寄与しました。これに伴い年間配当予想も76円へ増額し、株主還元姿勢を鮮明にしています。今後は収益力向上が持続するかが注目点となります。
株式劇場

大崎電気工業、利益予想を大幅上方修正!株主還元強化(特別配当と自社株買い)で株価が急伸

大崎電気工業は2026年3月期の純利益予想を従来の36億円から52億円へ大幅に上方修正し、市場予想を上回る内容となりました。これは主に不動産売却による特別利益の計上が要因です。これを受けて期末配当予想を18円から28円に引き上げ、年間配当も45円へと大幅増配を発表しました。また、発行済株式の約3.4%に相当する150万株・25億円を上限にした自社株買いも実施する計画です。これらの一連の発表が投資家の評価を呼び、株価は上昇傾向を強めています。今回の動きは財務戦略の見直しと株主還元強化の意図が市場で好感されています。
政治と株価

金融庁、地銀の不動産融資拡大に警鐘!越境融資のリスク管理強化を要請ーー1990年の再来か

金融庁は、地方銀行による不動産向け融資の拡大に対し、リスク管理の不備を懸念して警告しました。首都圏などへの「越境融資」が増える中、融資限度額の未設定や地価下落を想定したストレステストの活用不足が確認されたためです。金利上昇や不動産価格の下落局面では不良債権が急増する恐れがあり、バブル崩壊後のような金融不安を未然に防ぐ狙いがあります。地銀には与信管理体制の高度化が求められています。
M&A・TOB・アクティビスト

久光製薬、MBO成立し5月上場廃止へ!成長戦略を非公開下で加速

久光製薬は、創業家出身の中冨一栄社長によるMBOが成立したと発表しました。買い付け価格は1株6082円、総額約3900億円で、国内では大正製薬に次ぐ大型案件となります。4月の臨時株主総会を経て5月に上場廃止となる見通しです。海外売上比率は約47%と高い一方、国内では薬価引き下げや競争激化が課題です。非公開化により短期的な株価に左右されず、海外展開や研究開発に注力する方針です。
株式劇場

三井海洋開発、5.5兆円級対米案件で存在感!技術力と資本評価が株価を押し上げ

三井海洋開発は、日米合意による対米投資第1号案件への関与期待を背景に株価が急伸しました。米テキサス州の原油輸出ターミナル計画では、同社のFPSOや単点係留技術が不可欠とみられています。25年12月期は売上高・利益ともに過去最高を更新し、26年12月期も増益見通しです。JPモルガンによる持ち株比率引き上げや欧州系証券の目標株価引き上げも追い風となり、長期安定収益モデルへの転換期待が高まっています。
株式劇場

旭ダイヤモンド工業、株価急騰!日米投融資第1号案件(人工ダイヤ製造プロジェクト)で脚光

日本政府は、対米投融資第1号案件として米ジョージア州での人工ダイヤモンド製造プロジェクトを決定し、旭ダイヤモンド工業が製品購入に関心を示していることが明らかになりました。人工ダイヤは半導体の切断や自動車・電子部品の研磨に不可欠な重要物資であり、中国依存低減の観点からも戦略的意義が高いとされます。これを受け旭ダイヤ株は急伸し、将来的な調達リスクの分散や業績拡大への期待が高まっています。具体的な収益寄与は今後の協議次第ですが、経済安全保障関連銘柄として注目を集めています。
株式劇場

ユニチカ、ガラスクロス需要拡大で株価急騰!構造改革進展と業績上方修正が追い風に

ユニチカ株が急騰し、ストップ高を記録しました。AI拡大に伴うデータセンター向け需要への期待から、プリント回路板用のガラスクロス事業が注目されています。実績はまだないものの国内外から供給要請があるとされ、関連銘柄として物色が拡大。業績面でも26年3月期の経常利益予想を上方修正し、構造改革効果で収益改善が進んでいます。一方で株価は年初来で大幅上昇しており、期待先行による過熱感や需給変動リスクにも注意が必要です。
株式劇場

双日、上場来高値更新!豪州産レアアース輸入拡大へ!最高益見通しと資源戦略が評価

双日は、中重希土類(レアアース)の豪州産輸入品目を現行の2品目から最大6品目へ拡大する方針が報じられ、株価が上場来高値を更新しました。4月にはサマリウムの輸入を開始し、マレーシアの分離精製拠点を活用して調達網を強化します。中国依存度の高い重希土類の供給多角化は、EVや防衛、医療分野での安定供給につながると期待されています。2026年3月期は純利益1150億円と過去最高益更新を見込んでおり、レアアース事業拡大が中長期の収益押し上げ要因として注目されています。