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日新、上場廃止へ!ベインキャピタルとMBOで非公開化完了

物流大手の日新株式会社は10月14日、同社株式が翌15日付で東京証券取引所プライム市場から上場廃止となることを発表しました。米国の大手投資ファンド、ベインキャピタルと組んだMBO(経営陣による買収)により、非公開化の手続きが完了しました。MBO成立までの経緯や、その狙いについて、さらには今後の展望について詳しく解説します。
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太平洋工業、株価はTOB価格を大幅に上回り、MBO成立見通しに不透明感!TOB期間を再延長【太平洋工業 劇場・第2章】

自動車部品メーカーの太平洋工業株式会社(本社:岐阜県大垣市)は、経営陣による自社株買収(MBO)を目的とした株式公開買い付け(TOB)期間を10月23日まで延長すると発表しました。今回で3度目の延長となります。買付価格は1株2,050円のまま据え置かれましたが、市場株価は大きく上回る水準で推移しており、TOB成立は依然として不透明な状況です。株価はTOB価格を大幅に上回り、成立見通しに不透明感。投資家からは「価格が低すぎる」との批判も。
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ソフト99、MBOを巡り対抗TOB勃発!2位株主 KeePer技研の判断がカギに【ソフト99劇場:第2章】

カーケア製品メーカーのソフト99コーポレーションが進めるMBO(経営陣参加による買収)が、異例の展開を見せています。応募期限は10月2日を迎えますが、投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが高値で対抗TOB(株式公開買い付け)を仕掛け、行方は大きな注目を集めています。この記事で詳しく分析してみます。
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旧村上ファンド系がマンダム株を11.54%まで買い増し!MBO成立に不透明感も

旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが、マンダム株を買い増ししたことが明らかになりました。29日付で関東財務局に提出された大量保有報告書によれば、村上世彰氏の長女である野村絢氏らとの共同保有比率は従来の9.61%から11.54%へ上昇しました。報告義務発生日は9月19日です。旧村上ファンド系の勢いは止まりませんね。今回の動きは、進行中のMBO(経営陣が参加する買収)を巡る株主間の綱引きを一層複雑にしています。マンダムを巡っては、欧州大手PEファンドのCVCキャピタル・パートナーズ傘下のカロンホールディングス(東京都千代田区)が、MBOの一環としてTOBを実施中です。買付価格は1株あたり1,960円で、11月10日までに約793億円を投じて全株取得を目指しています。TOB発表当日の終値に対し32%のプレミアムを付けていますが、29日の終値は2,222円とTOB価格を大幅に上回っています。市場価格がTOB価格を上回る状況は、投資家が「提示価格は割安」と受け止めていることを示唆しています。今回の買い増しで、野村氏らはマンダム株の1割超を押さえました。これはTOBの成立に対して大きな影響力を持つ水準です。過去の事例では、アクティビストの参入によりTOB価格が複数回引き上げられたケースもあり、今回も同様のシナリオの可能性も出てきました。今後の動向について、この記事にて詳しく分析してみます。
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パラマウントベッドHD、MBOによる非公開化へ!TOB価格3530円、しかし配当や株主優待は無

パラマウントベッドホールディングス(東証プライム:7817)は9月24日、現社長の木村友彦氏が代表を務めるTMKRを買付主体とした株式公開買い付け(TOB)を実施し、マネジメント・バイアウト(MBO)により非公開化する方針を発表しました。買付価格は1株当たり3530円で、24日の終値2671円に対しておよそ32%のプレミアムを提示しています。買付期間は9月25日から11月17日までの36営業日で、決済開始日は11月25日を予定しています。同社は短期的な業績変動に左右されず長期的な成長戦略を推進するために、非公開化が最適と判断したとしています。同日発表された業績修正では、2026年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結経常利益を従来予想の36億円から29億円へと下方修正しました。前年同期比で16%の減益見通しとなります。一方、通期の経常利益予想142億円は据え置いています。あわせて、TOB実施に伴い、従来予定していた年間配当125円を見送る方針を明らかにしました。TOB価格3530円は公表前終値2687円に対して約31%のプレミアムとなっており、株主にとっては応募メリットのある水準といえます。ただし、配当や株主優待といったインカムゲインは打ち切られるため、投資家はキャピタルゲインを優先した判断が求められるでしょう。
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マンダムMBOに波紋!村上世彰氏長女・野村絢氏らが66億円投下し6%超取得

化粧品メーカー、株式会社マンダムが発表したMBO(経営陣による自社株買収)を巡り、アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女・野村絢氏らが同社株を取得したことが明らかになりました。9月24日、旧村上ファンド系の投資会社であるシティインデックスイレブンスが提出した大量保有報告書によると、野村絢氏がマンダムの発行済み株式の6.67%を取得しました。シティインデックスイレブンスも100株を保有しており、取得総額は66億円にのぼります。マンダムは男性化粧品ブランド「ギャツビー」などを展開してきましたが、国内では若年層人口の減少に直面し、収益性の低下が続いていました。創業家出身の経営陣は、非公開化によって事業の競争力維持・強化やビジネスモデルの変革に取り組むとしています。しかし、野村絢らが6%以上を保有する株主が経営に助言・提案を行うことで、MBO条件に修正が入る可能性が出てきます。
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ソフト99 × エフィッシモ攻防戦――「PBR1倍割れMBO」に挑む対抗TOBの行方【ソフト99劇場:第1章】

カーケア用品大手の株式会社ソフト99コーポレーション(以下、ソフト99)を巡り、旧村上ファンド出身者が率いるエフィッシモ・キャピタル・マネジメント(以下、エフィッシモ)が対抗TOB(株式公開買い付け)を開始しました。買い付け価格は1株4,100円。同社の非公開化を目指すMBO(経営陣参加型買収、買い付け価格2,465円)に真っ向から挑む格好となり、少数株主保護と価格妥当性が最大の焦点に浮上しています。詳しく分析し、解説します。
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エフィッシモが太平洋工業株を買い増し!保有比率10.45%に ~MBOとアクティビストの思惑が交錯~【太平洋工業 劇場・第1章】

アクティビスト投資家として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、太平洋工業株式会社(7250)の株式を買い増し、保有比率を10.45%に引き上げたことが9月17日提出の変更報告書で明らかになりました。エフィッシモは「投資および状況に応じた経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」を保有目的として掲げており、単なる投資以上のスタンスを取る可能性がうかがえます。太平洋工業は7月にMBO(経営陣が参加する買収)を発表し、非公開化に向けたプロセスを進めています。創業家が出資する特別目的会社を通じて自社株を買い取り、長期的な成長戦略に集中できる体制を整えることが狙いです。・TOB価格:1株2050円・最低取得目標:62.02%・TOB期間:当初9月8日まで → 延長して9月24日まで背景には、自動車産業の「電動化シフト」があります。太平洋工業は2030年度までにEV関連部品の売上比率を70%に高める方針を掲げており、大規模な設備投資を計画しています。非公開化することで、市場の短期的な利益圧力から解放され、長期的な投資判断を取りやすくする狙いがあります。
流通小売業界

セブン&アイHD、MBO検討!カナダ社の買収提案に対抗

大手コンビニエンスストア「セブンイレブン」を運営する「セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)」が、MBOによるる非公開化を検討していることが本日11月13日、明らかになりました。MBOとは経営陣による買収で、今回 創業家の伊藤家に加え伊藤忠商事などが出資して銀行融資と合わせて全株を買い取る。(創業家の伊藤家と伊藤忠商事等が3兆円程を出資し、セブン&アイHDの主力取引銀行である三井住友銀行を筆頭に、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3メガバンクが総額6兆円規模の融資をする方向)総額 約9兆円と大規模なMBO構想で、実現すれば日本国内で最大規模となります。セブン&アイHDは今年8月からカナダのコンビニエンスストア最大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受け、世間の注目を集めてきました。総額 約7兆円に上る買収提案です。これに対抗し、セブン&アイは分離計画を進める等、策を練ってきましたが、ここへきてMBOとは思い切った決断でですよね。この背景には、アリマンタシォン・クシュタール社が買収に本腰を入れて取り組んでおり、場合によっては合意を得ないまま進めるリスクもあることがあげられでしょう。