政治と株価 新NISA、売却した非課税枠が「その年のうち」に復活へ?――金融庁が2027年度税制改正で再要望、年間360万円の上限には注意
金融庁は令和9年度税制改正要望で、新NISAの商品を売却した際に空く非課税保有限度額を、翌年ではなく売却した年のうちに復活させるよう求めました。実現すれば、ライフプランや相場環境に応じた資産の入れ替えがしやすくなります。ただし、現時点では正式決定ではなく、過去にも同様の要望が見送られています。また、復活対象は総額1,800万円の非課税保有限度額であり、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円を合わせた年間最大360万円の上限が売却のたびに復活するわけではありません。復活額も売却価格ではなく取得時の簿価が基準です。今後は年末の与党税制改正大綱への採否、法案の内容、施行時期、証券会社のシステム対応が焦点となります。