豊田自動織機

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豊田自動織機、5.9兆円TOB成立で上場廃止へ ――トヨタグループ再編の象徴となる歴史的M&A

トヨタ自動車グループによる豊田自動織機のTOBが成立し、約5.9兆円規模と日本最大のM&Aとして上場廃止が決まりました。応募比率は63%超と高水準で、資本効率の低さや持ち合い株問題への対応が背景にあります。非公開化によりグループ内の複雑な資本関係を解消し、長期的な成長投資を進める狙いです。今後は物流DXや自動化分野への投資強化が期待されます。一方で、優良企業の上場廃止により投資機会が減少する側面もあり、日本企業の構造改革の象徴的事例として注目されています。
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トヨタグループ、豊田自動織機TOBを2026年2月以降に延期

トヨタ自動車は10月6日、トヨタグループによる豊田自動織機株式会社(以下、豊田織機)の株式公開買い付け(TOB)の開始時期を、当初予定していた2024年12月上旬から2026年2月以降に延期すると発表しました。延期の理由は、国内外の競争法令に基づく承認取得など、必要な法的手続きの完了時期が当初見込みより遅れているためです。トヨタ不動産によると、すでにオーストラリア、カナダ、イスラエル、南アフリカでの認可は取得済みですが、その他の国・地域での審査が来年1月中旬以降にずれ込む見通しです。なお、1株あたりの買付価格は従来通り1万6300円で、変更はありません。今回の延期に伴い、トヨタが予定していた自己株式の取得時期も、2025年1月中旬から3月以降に後ろ倒しとなる見込みです。