トランプ

政治と株価

トランプ政権「TACO理論」との賢い付き合い方とは・・・

ウォール街や国際金融界で最近話題となっている用語に、「TACO理論(Trump Always Chickens Out:直訳すれば“トランプ大統領はいつも尻込みする”)」があります。これは、トランプ大統領が大幅な関税や強硬な通商政策を打ち出した後、市場や関係国からの反発や逆風を前に方針を軟化・撤回する傾向を皮肉をこめて表現したもの。このネーミングを最初に用いたのは、英紙「Financial Times」のコラムニスト、ロバート・アームストロング氏で、2025年5月付けのオピニオン記事中で登場しました。彼は、トランプ政権が「関税を引き上げると脅す → 市場混乱 → 政策を引き下げる」というパターンを繰り返していると指摘し、その構図を「TACO理論」として定式化しました。TACO理論が指摘する典型的な流れは、以下のようなサイクルです: 1.大統領が強硬な関税政策や相互主義的通商政策を発表 2.市場や企業、輸出相手国などから反発が強まり、株価の急落や為替の変動が生じる 3.プレッシャーを受けて、政権側が関税案の延期、削減、修正といった「軟化措置」を公表 4.市場がそれを好感して反発し、株価などが戻す局面が出現投資家としての含意と戦略的視点等について、詳しく記事にまとめてみました。
自動車株

日産自動車、トランプのメキシコ関税で大打撃!!

日産自動車株式会社(NISSAN)の株価が、米国トランプ次期大統領の関税への言及に大きく影響を受けました。終値 392.1円。前日比 -14.8円(-3.64%)。せっかく旧村上ファンドの登場で株価が持ち直しつつあったのですが、大幅下落です。日産のメキシコ生産数量比率は21.4%もあります。このメキシコからアメリカへの輸出に対して25%の追加関税を課すことに言及したわけですから、日産にとって大打撃です。日産は、ただでさえ北米での販売不振で打撃を受けている上に、メキシコからの輸出にハードルが高くなるわけですから大変ですよね。
三菱商事

三菱商事株、トランプ関税ショックでさらに暴落!!

11月26日 朝、前場開始とともに、三菱グループの大手総合商社「三菱商事株式会社」の株価が暴落。今朝の暴落の要因については、やはり、米国のトランプ次期大統領による関税に関する表明でしょう。トランプ氏はもともと関税強化の方針を発表しており、すでに市場は織り込み済みかなと思っていたのですが、現実的に発表されたことによるショックということですかね。貿易に関わる大手商社の株価は大きな影響を受けています。三菱商事をはじめ、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅。5大商社すべて下落。なかでも、三菱商事、三井物産、丸紅は2%超えの下落で際立っています。バフェット銘柄として今年株価が急上昇した商社株ですが、ここへきて逆風が吹き始めました。