安川電機、株価続伸!フィジカルAI関連期待が再燃、米国でAIロボ生産計画も追い風に

安川電機、株価続伸!フィジカルAI関連期待が再燃、米国でAIロボ生産計画も追い風に 株式劇場

安川電機(6506)の株価が11月29日の取引で続伸し、終値ベースで4039円と、前日比73円高(+1.84%)となりました。10月初旬の上方修正発表以降に高値をつけた後は調整が続いていましたが、足元では押し目買いが入り、再び上昇基調への転換が意識されつつあります。

▼安川電機 株価推移

安川電機 株価推移(2025年11月25日~28日)

安川電機 株価推移(2025年11月25日~28日)

調整一巡で買い戻しの動き、フィジカルAI関連としての再評価も

安川電機は10月3日に2026年2月期(今期)の業績見通しを上方修正し、株価は一時年初来高値の4740円まで上昇しました。しかし、その後は米国を含むAI関連銘柄の調整を受け、11月に入って株価も軟化していました。
岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリストは、10月の株高要因について「業績の上方修正に加え、ロボットへのAI搭載=『フィジカルAI』関連銘柄としての期待が強まった」と指摘します。その上で、「11月の調整を経て、フィジカルAI関連としての期待が再燃しつつある」と述べ、再び上昇トレンドを形成する可能性にも言及しました。

米国でAIロボット生産へ 2029年2月期までに開始予定

株価の追い風となったのが、安川電機が米国でAI搭載ロボットの現地生産に踏み切るという報道です。ウィスコンシン州で建設中の新工場で2029年2月期までに生産を開始する方針です。
小川昌寛社長は取材に対し、2027年2月期から始まる新中期経営計画でAIを主軸に据える方針を示し、「29年2月期までに米国でAIロボットの生産を始めたい」と語りました。
新工場は総投資額約1億8000万ドル(約280億円)で、モーターから産業用ロボットまでを一貫生産できる体制を整えています。米国のAIロボ開発スタートアップとの連携も進め、広い用途での展開を狙います。

主力候補は「モートマン・ネクスト」 NVIDIA製GPU搭載で自律動作を実現

現地生産されるAIロボットの候補としては、2023年に日本で発売された「モートマン・ネクスト」が挙がっています。同機はNVIDIA製GPUを標準搭載し、作業に必要な動作を自ら考え実行できる特徴を持ちます。トンネル掘削や農作物のピッキングなど、従来ロボットでは難しかった複雑作業への適用が期待されます。

また、2025年10月にはNVIDIA・富士通・安川電機の3社が協業を検討しており、製造現場でロボットを自律的に動かすAI基盤の開発を目指しています。小川社長は「ロボットにAIを活用できるプラットフォームを構築したい」と語り、AIロボット事業の拡大を示唆しました。

投資家視点:フィジカルAI関連として中長期の注目度高まる

今回の米国生産計画は、安川電機がフィジカルAI時代の主導権を握るための重要な一歩といえます。さらに、AIロボットの市場規模拡大や米国製造業の自動化ニーズの高まりも追い風となる可能性があります。
株価は11月に調整が続いたものの、材料面では再評価が進む局面に入ってきたと言えそうです。AIとロボティクスを融合させる安川電機の取り組みが、今後の株価にどのように影響していくのか、引き続き注目されます。

なお、本記事は、投資判断の参考情報として提供するものであり、特定の株式売買を推奨するものではありません。投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESSの車掌、SHUN

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【Dear Overseas Investors: Summary in English】

Yaskawa Electric Shares Extend Gains as “Physical AI” Expectations Revive

Yaskawa Electric (6506) shares extended gains on Friday, closing at ¥4,039, up 1.84% from the previous day. After the company raised its FY2026 earnings outlook in early October, the stock rallied but later entered a correction phase in November. Investors are now returning with dip-buying as the correction appears to have run its course.
Analyst Kazuyoshi Saito from Iwai Cosmo Securities noted that Yaskawa previously attracted strong interest as a “Physical AI” play, referring to the integration of AI into industrial robots. He added that while AI-related stocks in Japan and the U.S. saw selling pressure in November, expectations for Yaskawa’s AI-enabled robotics business are “starting to revive,” potentially supporting a renewed upward trend.
Further boosting sentiment, the Nikkei reported that Yaskawa plans to begin producing AI-equipped robots in the U.S. by FY2029. The company is building a new plant in Wisconsin, investing around $180 million, and aims to strengthen ties with local AI robotics startups.
The first candidate for U.S. production is Yaskawa’s “MOTOMAN NEXT,” launched in Japan in 2023. The model incorporates an NVIDIA GPU, enabling autonomous decision-making for complex tasks such as tunnel excavations and agricultural picking. Yaskawa is also exploring deeper collaboration with NVIDIA and Fujitsu to develop AI platforms for autonomous industrial robots.
With AI adoption accelerating in manufacturing, Yaskawa’s push into AI-driven robotics and its U.S. production strategy are drawing renewed attention from global investors.
Disclaimer: This article is provided for informational purposes only and should not be construed as a recommendation to buy or sell any specific securities. Please make investment decisions at your own discretion.

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渋谷桜丘 在住。立教大学法学部卒業。株主として様々な企業を応援し、経済活性化に努めております。報道カメラマンとして写真撮影もしており、数々の著名人を撮影。2000年代にはライブドアニュースにて経済記事執筆。(保有資格:知的財産管理技能士、化粧品検定1級、食生活アドバイザー、景表法検定など)

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