原油供給不安

株式劇場

INPEX株が上場来高値更新!原油高とLNG需要が押し上げる“資源株ラリー”の構造

INPEXの株価が原油価格の上昇を背景に上場来高値を更新しました。3月13日には一時4,435円まで上昇し、終値は4,383円となりました。株価上昇の主因は中東情勢の緊迫化による原油供給不安で、特に世界の原油輸送の約2割が通過するホルムズ海峡のリスクが市場で意識されています。INPEXは原油価格が1ドル上昇すると利益が約55億円増えるとされ、原油高が収益期待を押し上げています。また、主力のイクシスLNGなど天然ガス事業の成長期待も株価を支えています。脱炭素の流れの中で天然ガス需要は中長期的に拡大すると見られ、LNG事業も重要な収益源となっています。一方で、資源株は原油価格や地政学リスクの影響を受けやすく、今後の株価はエネルギー需給や供給リスクの動向に大きく左右されるとみられています。
政治と株価

米軍が中東に大規模戦力集結、ホルムズ海峡リスク再燃――日本株は「原油高×リスクオフ」をどう織り込むか

米軍の中東での大規模戦力展開を受け、ホルムズ海峡の供給リスクが市場の焦点となっています。世界の原油輸送の要衝である同海峡が混乱すれば、原油価格の急騰を通じて日本経済に下押し圧力がかかる可能性があります。中東依存度の高い日本にとっては、円安と原油高が同時に進む局面は企業収益に逆風です。一方、エネルギー関連や商社には追い風となる可能性があり、今後は指数全体よりもセクター間の明暗に注目が集まりそうです。