三菱重工業株式会社は2026年1月、俳優の北川景子さんを起用した新企業テレビCM「技術をつないで、世界を動かせ。」篇の放映を開始しました。新CMは、同社が掲げるタグライン「Move The World Forward」の思想を軸に、多様な技術と人材を結集する“シナジー経営”を強く印象づける内容となっています。ブランドメッセージの再定義を通じ、長期的な企業価値向上を投資家に訴求する狙いがうかがえます。三菱重工といえば、高市政権下でまさに国策銘柄の代表格ともいえる注目の企業。大発会の1月5日は株価が高騰し、前日比 +322 (+8.39%)で終値 4,162円。東証プライム値上がり率ランキングで5位に入りました。
▼三菱重工業 株価推移(2025年12月29日〜2026年1月5日)

三菱重工業 株価推移(2025年12月29日〜2026年1月5日)
この勢いに乗ったタイミングで公開される今回の新CM。どのような内容になっているのでしょうか。訴求している内容について、以下にて詳しく見ていきましょう!
「シナジーでその先へ」――経営戦略をCMで可視化

今回のCMでは、白を基調としたシンプルな空間を舞台に、北川さんが前進する姿とともに、矢印のアイコンが連鎖的に広がっていく演出が採用されています。これは、三菱重工グループの経営方針である「Innovative Total Optimization(ITO)」を象徴的に表現したものです。エネルギー、モビリティ、防衛・宇宙など、海・陸・空・宇宙にまたがる事業領域を横断し、技術と人材を“かしこくつなぐ”ことで新たな価値を創出する姿勢を、視覚的に訴えています。
ブランド力強化が中長期的な企業価値を後押し
三菱重工は、個別事業の積み上げではなく、グループ全体の総合力による価値創造を成長戦略の中核に据えています。今回の企業CMは、同社の技術基盤の広さと、それらを統合する経営力を分かりやすく市場に示す取り組みといえます。知名度と信頼感の高い北川景子さんを起用した点も、幅広い世代へのブランド浸透を意識したものとみられ、ESGや長期成長を重視する投資家層への訴求効果が期待されます。
技術×社会課題解決を軸に持続的成長へ
CM内では「変化する社会課題を先読みし、暮らしを、その先へ」とのメッセージも打ち出されています。これは、脱炭素やインフラ高度化といったグローバルな社会課題を成長機会と捉え、技術力を通じて解決に貢献する同社の姿勢を示すものです。企業広告という枠を超え、経営ビジョンそのものを発信する今回の取り組みは、三菱重工が目指す持続的成長ストーリーを改めて市場に印象づける内容となっています。
北川景子の言葉に重なる「前へ進む力」個人の挑戦と三菱重工の成長哲学が共鳴
今回の企業CMに出演した北川景子さんは、インタビューの中で「正解が一つではない中で、日々さまざまな矢印に向き合っている」と語りました。仕事と家庭、子育てと向き合う中での選択の連続は、複雑な社会課題に対し最適解を模索し続ける三菱重工の姿勢とも重なります。

また北川さんは、自身のフィールドについて「働く現場と、自宅という二つの場所がある」と表現しました。海・陸・空・宇宙という複数の事業領域を持つ三菱重工が、それぞれのフィールドを有機的につなぎ価値を創出している点は、CMの世界観をより身近なものとして伝えています。幼少期から宇宙に憧れを抱いてきたというエピソードも、同社の宇宙事業への関心を自然に喚起する要素となっています。

さらに北川さんは、17歳で芸能界に飛び込んだ決断や結婚・出産といった人生の節目を「勇気を持って踏み出した一歩」と振り返りました。その言葉は、「Move The World Forward」のタグラインが示す通り、変化を恐れず前進する三菱重工の企業姿勢を象徴的に補完しています。個人の挑戦と企業の成長哲学を重ね合わせることで、同社の長期的な価値創造ストーリーをより強く印象づける内容となっています。
今年も投資家の注目の的となりそうな三菱重工。北川景子さんを起用し、さらなるブランド価値向上に繋がりそうです。今年も注目していきたいと思います。
なお、本記事は、投資判断の参考情報として提供するものであり、特定の株式売買を推奨するものではありません。投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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【Dear Overseas Investors: Summary in English】
Mitsubishi Heavy Industries Highlights Synergy Strategy in New Corporate TV Campaign
Mitsubishi Heavy Industries (MHI) has launched a new corporate television commercial in January 2026, reinforcing its long-term growth strategy centered on technological synergy and integrated value creation.
The campaign, titled “Connect Technologies, Move the World Forward,” features actress Keiko Kitagawa and visually represents MHI’s ability to link diverse technologies and human capital across its broad business portfolio, spanning energy systems, mobility, defense, and aerospace.
Through simple yet powerful imagery, the commercial emphasizes MHI’s management philosophy of Innovative Total Optimization (ITO), which focuses on maximizing group-wide synergies rather than pursuing isolated business growth. The message aligns with the company’s global tagline, “Move The World Forward,” underscoring its commitment to addressing complex societal challenges such as decarbonization and infrastructure resilience.
For investors, the campaign signals MHI’s confidence in its integrated business model and its intention to strengthen corporate branding to support sustainable, long-term value creation on a global scale.
Disclaimer: This article is provided for informational purposes only and should not be construed as a recommendation to buy or sell any specific securities. Please make investment decisions at your own discretion.





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