本日2025年9月2日、キリンホールディングス株式会社(2503)の株価が前日比+5.38%の上昇となり、終値は2,280円を付けました。前日9月1日に発表された米系大手証券によるレーティング引き上げを背景に、堅調な値動きを示しました。
▼キリンHD株価推移(2025年8月27日〜9月2日)

キリンHD株価推移(2025年8月27日〜9月2日)
私が8月14日の記事(キリンHD、決算はイマイチだが株価は上昇!その理由に迫る)で皆様にお伝えしてから、わずか半月で鮮明にカタチになって表れてきましたね。
株価上昇の要因等について、以下にて詳細をお伝えしてまいります。
キリンHD株価上昇の背景
米系大手証券の格上げ
前日の9月1日、米系大手証券が同社株の投資判断を「中立(2)」から「強気(1)」へ引き上げ、目標株価も2,250円から2,600円に上方修正しました。直前のアナリストコンセンサスが「中立」評価(目標株価平均2,250円)だったことを踏まえると、投資家心理を大きく改善させたとみられます。
飲料株全体への思惑波及
伊藤園(2593)が決算好調を背景に大幅高となるなど、飲料関連株に資金流入が見られる中で、キリン株にも物色人気が波及。特に2025年12月期の営業利益が前期比53.2%増と高い成長率を示している点が評価されています。
▼伊藤園の株価推移(2025年9月1日〜2日)

伊藤園の株価推移(2025年9月1日〜2日)
伊藤園が9月1日大引け後(15:30)に発表した決算が好調だったことを受け、本日9月2日の前場が開くと、株価が急騰しました。
配当利回りの高さ
キリンHDの年間配当は74円(12月期末配当は37円を予定)と高配当株で、大手ビール3社の中で最も高い利回り水準。9月25日に予定されているオリオンビール(409A)のプライム上場を控え、相対的な投資妙味が意識された可能性があります。
サントリー会長辞任のニュースも刺激
本日発表されたサントリー会長の辞任は業界全体に影響を与え、競合他社の動向変化を意識した投資資金がキリンに向かった可能性もあるかもしれません。
投資家としての視点
今回の株価上昇は、格上げや業界内の好材料に加え、高い配当利回りが下支えとなっている点が注目されます。短期的には2,000円台前半での攻防が続く見込みですが、証券会社の新たな目標株価2,600円が意識されることで、今後の株価推移に一層注目が集まりそうです。
念の為ではございますが、投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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