業績概要
株式会社伊藤園(2593)は9月1日、2026年4月期第1四半期(2025年5〜7月期)の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比4.7%増の1308億円、営業利益は17.3%増の83億円、純利益は29%増の57億円と大幅な増収増益を記録しました。海外事業の営業利益は31%増と力強く伸長し、北米・ASEAN市場における「お〜いお茶」シリーズやティーバッグの販売が大きく寄与しました。特にティーバッグは前年同期比60%増と急拡大しています。

国内では、猛暑による麦茶需要増加や、米大リーグの大谷翔平選手を起用した広告効果が奏功し、飲料販売数量が1%増となりました。ただし、原材料・資材価格の上昇や販促費の増加により、単独粗利率は33.4%と0.5ポイント低下しています。
株式市場の反応

伊藤園の株価推移(2025年9月1日〜2日)
決算発表を受け、伊藤園の株価は東京株式市場で急伸。9月2日には一時9%高の3,698円まで上昇し、年初来高値を更新しました。特に通期業績予想は据え置かれたものの、第1四半期時点で営業利益進捗率が32.7%を超えており、今後の上振れ期待が高まっています。市場では「猛暑が続けば通期予想超過の可能性もある」との声も聞かれています。
伊藤園好決算の余波は、飲料業界全体へと波及しており、キリンホールディングスやサントリーの株価上昇へも影響を与えているようです。(詳しくは、リンク先の記事にて掲載しております。)
投資家として
伊藤園は海外市場でのブランド浸透と広告戦略の相乗効果により、国内外で成長を加速させています。米国コーヒー事業も回復基調にあり、グループ内での収益性改善が進展。足元の株価は急騰していますが、好調な海外展開と猛暑効果による追加成長余地を考慮すると、中長期的な投資妙味は引き続き高いと評価できます。
念の為ではございますが、投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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