レアアース関連として資金集中、株価はストップ高水準へ
東洋エンジニアリングは、国策テーマを背景に株式市場で急浮上しています。中国によるレアアース輸出規制強化への警戒感や、南鳥島沖でのレアアース試掘開始を受け、国産資源関連への期待が高まる中、1月23日に同社株はストップ高水準の前日比705円(+14.76%)高へと急進し、5480円をつけました。同日の東証プライム市場の値上がり率ランキングで首位に輝きました。信用売り残の多さも相まって、踏み上げ的な動きが株価上昇に拍車をかけたとみられます。
▼東洋エンジニアリング株価推移(2026年1月22日〜23日)

東洋エンジニアリング株価推移(2026年1月22日〜23日)
見事なまでの真上への一直線!
ここ最近、株価は下落基調にありましたが、急に挽回しましたね。前日の22日には7.81%下落していたので、押し目買いが入ったようです。
以下にて詳しく見ていきましょう!
政策・経済安全保障が追い風に
レアアースを巡っては、高市政権による経済安全保障重視の姿勢が市場心理を刺激しています。国産資源の確保や供給網の国内回帰が進めば、関連インフラやプラント建設に強みを持つ東洋エンジニアリングへの中長期的な期待も高まりやすい環境です。短期的には個人投資家主導の値動きが目立つものの、テーマ性の強さが注目を集めています。
1月23日、東邦亜鉛や第一稀元素化学工業の株価も高騰しており、国産レアアースへの期待の高まりも感じられますね。

ナイジェリアで世界最大級の尿素プラントに技術採用
こうしたテーマ性に加え、同社の本質的な評価を押し上げているのが、ナイジェリアで進む世界最大級の尿素プラント計画です。東洋エンジニアリングは、日量8000トンという圧倒的規模の尿素生産を可能にする中核技術を提供します。尿素は肥料として不可欠であり、人口増加が続くアフリカにおいて食料供給を支える重要インフラとなります。
独自技術が支える競争力
同社が選ばれた背景には、尿素製造技術「ACES21」をはじめとする独自技術の存在があります。省エネルギーかつコンパクトな設計により、建設コストと運転コストの双方を抑制できる点が高く評価されました。また、噴流動床造粒技術により、高品質で環境負荷の低い肥料生産を実現しています。これまで世界で110基以上の尿素プラントに関与してきた実績も、信頼性を裏付けています。
社会課題解決型ビジネスとしての評価も
今回のプロジェクトは単なる受注拡大にとどまらず、食料安全保障という地球規模の課題解決に貢献する点で意義深いものです。国策テーマによる短期的な株価刺激と、世界的な社会インフラを支える中長期の事業価値。この二つが重なったことで、東洋エンジニアリングは改めて投資家の注目を集める存在となっています。今後は、急騰後の値動きの荒さに注意しつつも、同社の技術力と受注動向が中長期評価の鍵を握りそうです。
なお、本記事は、投資判断の参考情報として提供するものであり、特定の株式売買を推奨するものではありません。投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
株主視点での経済ニュースサイト「STOCK EXPRESS」
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【Dear Overseas Investors: Summary in English】
Toyo Engineering Surges on Resource Security Theme and Mega Project Win
Toyo Engineering shares jumped sharply, hitting limit-up levels, as investor interest intensified in Japan’s resource security theme. Rising concerns over China’s rare-earth export controls and Japan’s push to develop domestic resources have driven speculative inflows into related stocks, with Toyo Engineering emerging as a key beneficiary.
Beyond short-term thematic trading, the company gained attention for its technology being selected for a world-class urea fertilizer project in Nigeria. The plant, one of the largest globally, is expected to produce up to 8,000 tons per day, supporting food security in Africa’s fast-growing population.
Toyo Engineering’s proprietary energy-efficient urea production technologies and extensive track record underpin its competitive edge. The combination of policy-driven momentum and solid long-term project fundamentals has elevated the company’s profile among investors, though volatility remains high in the near term.
Disclaimer: This article is provided for informational purposes only and should not be construed as a recommendation to buy or sell any specific securities. Please make investment decisions at your own discretion.





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