JX金属株価

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JX金属にブレーキか、加速か――野村が格下げでも目標株価引き上げの“謎”を読む

JX金属(5016)は急騰相場が続いていたものの、野村証券が投資判断を「買い」から「中立」へ格下げしたことで株価は急落しました。ただし目標株価は1,320円から1,800円に引き上げられており、事業そのものの評価は高いままです。急騰で割高感が生じたという短期的な判断が理由です。一方で同社が発表した決算は極めて強気で、2026年3月期の営業利益を150億円上方修正。AIサーバー向け半導体材料などフォーカス事業が爆発的に伸びており、2027年度には事業利益の67%を担う計画です。さらに国家級半導体プロジェクトや核融合企業への出資など長期投資も加速。短期的な調整リスクと、長期の構造転換という2つの評価軸が交錯しており、どの時間軸で投資判断するかが重要となっています。
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【JX金属 決算発表】AI需要が業績をけん引し、上期営業益2.8%増の700億円!配当も増額へ

JX金属株式会社(東証プライム:5016)は本日11月11日、2026年3月期第2四半期(2025年4月〜9月)の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比17.6%増の3,964億円、営業利益は同2.8%増の700億円となり、堅調な増益を維持しました。最終利益(親会社株主に帰属する中間利益)は429億円と、前年同期比16.9%増加しました。業績を牽引したのは、生成AI関連を中心とする半導体材料事業です。生成AIの学習や推論処理に用いられる高性能サーバ向けの需要が旺盛で、半導体用スパッタリングターゲットの販売が好調でした。この結果、同セグメントの売上高は前年同期比12.9%増の831億円、営業利益は同33億円増の190億円となりました。また、情報通信材料事業も増益を確保しました。スマートフォン需要の回復や、AIサーバ用途での高機能銅合金の採用拡大が寄与しました。売上高は前年同期比41.1%増の1,557億円、営業利益は7億円増の153億円でした。
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【JX金属】上場来高値更新後に急落!6連騰後の利益確定売りが優勢に。その理由とは・・・

2025年10月7日の東京株式市場にて、非鉄金属大手のJX金属株式会社(5016)は、連日の上昇を背景に急落となり、投資家の間で注目を集めました。この日、JX金属の株価は2,259円で取引をスタート。朝方には2,339円まで上昇し、上場来高値を更新しました。しかしその後、過熱感を警戒した利益確定売りが膨らみ、午後にかけて下げ幅を拡大。一時は1,908.5円まで急落し、最終的には前日比126円安(−5.67%)の2,087円で取引を終えました。上場来高値を更新したばかりということもあり、短期的な過熱感からの反動安という見方が広がっています。同日7日には米系大手証券会社がJX金属の投資判断を「強気(1)」から「弱気(3:アンダーパフォーム)」に引き下げたとの報道がありました。一方で、目標株価は1,000円から1,600円に引き上げられており、業績見通しそのものよりも、短期的な株価過熱を警戒した判断とみられています。ちなみに、前日(10月6日)時点の市場コンセンサスは以下のとおりです。・平均レーティング:4.44(9人中)=「やや強気」水準・平均目標株価:1,652円このため、機関投資家によるポジション調整が、急落に拍車をかけた可能性があります。
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株価50%急騰! ― 【JX金属】の真価を問う

上場から半年、“主役”に躍り出た2025年3月、華々しく東証プライム市場に上場したJX金属株式会社。初値は874円。当初は「大型IPO」という肩書き以上の存在感を示せず、株価はしばらく横ばいに沈んでいました。ところが、8月5日――。第1四半...