AI半導体

株式劇場

三井化学、株式分割と独自技術が評価材料に ― AI半導体と再生可能エネルギーを支える「素材力」に再注目 ―

三井化学の株価は堅調に推移しており、年初来で上昇基調にあります。背景には、2026年1月1日を効力発生日とする1株→2株の株式分割があり、投資単位の引き下げによる個人投資家層の拡大や流動性向上が期待されています。事業面では、AI半導体製造に不可欠な「EUVペリクル」で事実上の独占的地位を持ち、次世代品の投入計画も控えています。さらに再生可能エネルギー向け素材にも強みを持ち、成長分野を支える素材企業として存在感を高めています。加えて、安定配当や自社株買いを重視する株主還元姿勢も評価され、中長期での再評価余地が意識されています。
次世代技術

レゾナックHDが急伸、材料値上げとAI半導体戦略に評価高まる

レゾナック・ホールディングスの株価が1月16日に大幅高となり、終値は7,772円と前日比8.9%上昇した。電子回路基板向けの銅張積層板やプリプレグについて、3月出荷分から30%以上の値上げを実施すると発表したことが、収益改善への期待を高めた。原材料や人件費、物流費の上昇を背景にした価格改定で、業績への寄与が見込まれている。加えて、生成AI向け半導体を支える後工程技術で日米欧企業と連携する「ジョイント3」への参画や、HBM向け材料などAI半導体分野での競争力も評価材料となった。市場では、同社が化学メーカーからAIインフラを支える成長企業へ転換しつつあるとの見方が広がっている。