高島屋

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高島屋、決算評価と資本政策を好感し株価急伸――業績底堅さと希薄化懸念後退に注目集まる

高島屋の株価は1月7日、前日比約10%上昇し、約3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。背景には、2026年2月期第3四半期決算と資本政策の見直しがある。累計では減収減益となったものの、直近四半期では営業利益、経常利益ともに前年を上回り、収益性の改善が確認された。通期計画に対する利益進捗率も過去平均を上回り、季節性を踏まえた業績上振れ期待が広がっている。加えて、2028年満期の転換社債を全額買い入れ消却する方針を示し、将来的な希薄化懸念の後退やEPS改善が意識された。特別損失発生の可能性はあるものの、株主還元を重視する姿勢が評価され、投資家の買いを集めた。
政治と株価

百貨店を中心にインバウンド関連株価が急落!中国政府の“渡航自粛”呼びかけで売り圧力強まる

11月17日の東京株式市場では、百貨店や外食、空運などインバウンド関連銘柄が軒並み急落しています。高市早苗首相の国会答弁に反発し中国政府が日本への渡航を控えるよう国民に呼びかけたことを受け、投資家のリスク回避姿勢が急速に強まったことが背景にあります。これまでインバウンド需要の回復期待から買われてきた銘柄群が、一転して売りとなっています。三越伊勢丹ホールディングスや高島屋といった百貨店株が5〜11%安と急落しました。空運ではANAホールディングス、日本航空、鉄道では西武ホールディングスなど、訪日観光客の回復に依存するセクターが広範囲に売り込まれています。売りはインバウンド関連だけにとどまらず、中国売上比率の高い銘柄にも拡大しています。良品計画は10%超安、ファーストリテイリングや資生堂、ユニ・チャームも3〜9%安と大きく値を下げました。さらに、中国国内での出店を加速してきた外食チェーンにも売りが波及。スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIESが14%安、サイゼリヤも6%超安と、中国市場への依存度の高さが警戒されました。サンリオやソニーグループなどのIP関連銘柄も下落しました。
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高島屋株、旧村上ファンド系が5.32%取得!株価は急騰

2025年9月22日、旧村上ファンド系の投資会社が、老舗の大手百貨店 高島屋株を大量保有したとの報道を受け、株価は急騰しました。市場では短期的な株価上昇を歓迎する一方で、今後の経営への関与やTOB(株式公開買い付け)といった動きに対する期待と警戒が入り混じっています。大量保有報告書によると、アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女・野村絢氏が、高島屋の株式および転換社債を合わせて5.24%を取得しました。これに加え、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が0.08%を保有しており、合計で5.32%となります。取得額は約205億円に上ると見られます。保有目的については「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」と記載されており、経営への積極的な関与の可能性が示唆されています。この報道を受け、市場では高島屋株が急騰しました。一時は1,657.5円を付け、終値は1,644.5円と前日比124.5円高(+8.19%)で取引を終えました。高島屋の時価総額は同業の伊勢丹三越や大丸松坂屋と比較して低く評価されてきました。ブランド力や店舗網が充実しているにもかかわらず、株価が割安と見なされてきた点が、今回の取得につながった可能性があります。アクティビスト投資家が関与することで、経営効率化や資本政策の見直しなどが議論される可能性があります。場合によってはTOB(株式公開買い付け)などの展開も視野に入ると考える市場関係者もおり、今後の動向が注目されます。