自己株償却

株式劇場

ブリヂストンが1対2の株式分割!投資家層拡大と「自己株償却」セットの資本戦略に注目

ブリヂストンは、2026年1月1日を効力発生日として普通株式を1株から2株へ分割すると発表した。投資単位を引き下げ、個人投資家を中心とした投資家層の拡大と流動性向上を狙う。一方で同社は約3,000億円規模の自己株式取得を完了しており、分割後に発行済み株式の約7.3%を償却する方針だ。分割で投資の間口を広げつつ、償却により1株当たり価値を高める二段構えの資本戦略といえる。足元の業績では利益率改善が進むものの、北米事業の不振やサイバーインシデントの影響で通期利益予想は下方修正された。資本政策の追い風が、事業面の逆風をどこまで補えるかが今後の焦点となる。