業績下方修正

株式劇場

エア・ウォーター、100億円最終赤字へ下方修正 不適切会計と減損が直撃、信頼回復が最大の焦点に

エア・ウォーターは2026年3月期の最終損益が100億円の赤字になる見通しと発表し、従来の黒字予想から一転して赤字転落となりました。海外事業の減損損失や不適切会計に関する特別調査費用が業績を大きく押し下げています。過去5年間での影響額は209億円に達し、監査法人は限定付き結論を付しました。事業基盤は維持されるものの、今後はガバナンス再構築と信頼回復が最大の課題となります。
金融業界株

【ソニーFG 決算発表】通期業績を大幅下方修正 ALM対応で一時損失拡大も、配当は増額!(3.5円→3.8円)

ソニーFGは2026年3月期の通期業績予想を下方修正し、経常利益を790億円へ引き下げました。ソニー生命でALMに基づく債券売却を追加実施し、有価証券売却損が増加する見込みです。一方、第3四半期累計では経常利益が前年同期比82.6%増と好調でした。IFRSベースでも税引前利益は大幅減となる見通しですが、修正純利益の落ち込みは限定的です。期末配当は3.8円へ増額し、株主還元姿勢を維持しました。
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【ニコン 決算発表】過去最大の最終赤字で配当減額!金属3Dプリンター事業の減損が重荷、構造改革と再成長が急務に

ニコンは2026年3月期の連結最終損益が850億円の赤字になる見通しを発表しました。従来予想の200億円黒字から一転し、過去最大の赤字となります。主因は、2023年に買収した金属3Dプリンター事業で約906億円の減損損失を計上するためです。同事業は市場成長の鈍化や中国企業との競争激化で収益性が悪化しました。加えて、デジタルカメラ事業では競争激化や販促費増加が利益を圧迫し、ヘルスケア事業も研究投資の停滞で低迷しています。配当は年間40円に減額され、経営責任を明確にするため会長・社長の報酬は不支給とされました。一方、自己資本比率は52%と財務基盤は維持されており、構造改革による立て直しが今後の焦点となります。
株式劇場

【三菱ケミカルグループ 決算発表】構造改革を断行!コークス事業撤退で通期利益予想を大幅修正

三菱ケミカルグループは、製鉄用コークス事業からの撤退を決めたことに伴い、2026年3月期の純利益見通しを470億円へ大幅に下方修正しました。固定資産の減損や設備撤去、従業員支援などで約850億円の損失を計上します。中国勢の増産による市況低迷が長期化する中、構造改革を優先しました。一方、主力の化学事業ではコア営業利益の回復が進み、来期以降の収益改善に期待がかかっています。
NTT

【NTT 決算発表】26年3月期純利益を下方修正!モバイル競争激化で一転減益見通し、成長投資との両立が焦点に

NTTは2026年3月期の連結純利益予想を前期比4%減の9650億円へ下方修正しました。スマートフォン市場の競争激化を背景に、NTTドコモで顧客獲得や販促にかかるコストが想定以上に膨らんだことが主因です。売上高や営業利益は増収増益を維持する見通しですが、利益水準は市場予想を下回りました。一方で配当予想は据え置き、顧客基盤の維持・拡大やネットワーク品質向上への戦略的投資を優先する姿勢を示しています。
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ヤマハ発動機、減配発表__米関税コストと税金費用が重荷で純利益を大幅下方修正

ヤマハ発動機は2月2日、2025年12月期の業績予想を修正し、最終利益を従来予想の450億円から165億円へ大幅に下方修正しました。米国の追加関税によるコスト増に加え、繰延税金資産の取り崩しで税金費用が増加することが主因です。一方、営業利益は1260億円へ上方修正しましたが、配当は50円から35円へ減配を決定。株価は下落圧力が強まる一方、利回りや優待に注目する長期投資家の買いも意識されます。