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NTT

なぜ、日経7000円安の中、NTTは株価上昇したのか ――需給と構造変化が示す「静かな資金集中」の正体

日経平均が大幅下落する中でNTT株が逆行高となった背景には、複数の要因が重なっています。中東情勢悪化とAI投資への懸念により市場全体がリスクオフとなる中、安定収益を持つ通信インフラ銘柄であるNTTに資金がシフトしました。加えて、自社株買いによる需給改善や空売りの買い戻しも株価を押し上げています。また、時価総額の大きさと流動性の高さから大口資金の受け皿となりやすい点も特徴です。一方で、業績の下方修正や海外投資家の売り越しなど不安要因も残り、今回の上昇は構造的期待と短期需給が重なった結果といえます。