美容業界株 資生堂、ムーディーズが格下げ 厳しい事業環境で収益性の回復は不透明
ムーディーズ・ジャパンは8月28日、資生堂(4911.T)の発行体格付けを「A3(シングルAマイナスに相当)」から「Baa1(トリプルBプラスに相当)」へ1段階引き下げました。格付け見通しについても「ネガティブ」を継続しています。同社は格下げ理由として、資生堂の長期にわたる収益性低迷、主要市場における消費者心理の弱さ、および激しい競争環境を挙げました。アナリストの木村俊介氏は「厳しい事業環境が今後も続く見通し」とコメントしています。8月8日の記事で資生堂の株価が上昇開始したことをお伝えしたばかりですが、早くも暗雲立ち込め始めてしまいましたね(汗。格下げの報道を受け、株価も大きく下落しています。資生堂株の主な懸念要因・中国市場の不振・トラベルリテール事業の停滞・米スキンケアブランド「ドランク・エレファント」の生産トラブル・製品ラインと地域依存の偏りムーディーズは「今後12〜18カ月で資生堂の利益率が大幅に回復するのは難しい」との見方を示しています。