関西ペイント株式会社(証券コード4613)の株価は8月20日時点で2,551.5円、配当利回りは4.28%と高水準を記録しています。国内塗料メーカーとして日本ペイントホールディングス(4612)と並びトップの同社は、8月8日の「2025年度第1四半期決算発表」で株主還元の大幅強化を打ち出し、市場から注目を集めています。
配当方針を大転換 「累進配当」と「フリーキャッシュフロー100%還元」を明記
従来は配当性向30%を基本方針としていましたが、今回の決算で50%以上へと引き上げを表明。さらに「累進配当」および「フリーキャッシュフロー100%還元」を明記しました。累進配当は、業績が悪化しても減配しない方針であるため、投資家にとって安心感のある配当政策といえます。
加えて、今期の一株配当予想は従来の56円から110円へと大幅に引き上げられました。前期実績50円と比較すると2倍以上の増配率となり、配当利回りも一気に高配当株水準へと浮上しました。

関西ペイント 1株あたりの配当金額 推移
業績は計画通り進捗 営業利益は増益見通し
2025年度第1四半期の業績は、売上高が前年並みで推移する一方、営業利益は122億円、純利益85億円と前年割れとなりました。ただし計画通りの進捗であり、通期では営業利益540億円と増益を見込んでいます。

関西ペイント 連結業績
個人投資家へのアピール強化 IRイベント参加も予定
決算資料によると、同社は9月に日経主催の個人投資家向けIRイベント(IRA)に参加予定です。数万人規模の個人投資家が集まるイベントであり、株主還元強化をアピールする絶好の機会となります。こうしたイベントへの継続的な参加は、個人投資家を重視する姿勢を明確に示すものと受け止められています。
関西ペイント株価は急上昇
8月8日の決算発表の内容を受け、関西ペイント株価は急上昇しています。
▼関西ペイント株価推移(8月8日〜8月20日)

関西ペイント株価推移(8月8日〜8月20日)
やはり、株主を重視した方針は、多くの投資家から好感されているようです。
今回の累進配当導入と大幅増配は、関西ペイントが株主還元強化に本格的に舵を切ったシグナルといえます。国内外の塗料需要が落ち着きを見せる中でも、株主重視の姿勢を鮮明に打ち出した同社は、安定した高配当株として投資家の関心を集め続けることが期待されます。
念の為ではございますが、投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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