FIG株式会社(4392)が、全般軟調な相場環境の中で逆行高を演じ、投資家の注目を集めています。1月19日の株価は前日比13.4%上昇し、出来高を伴って4連騰。終値364円。この日の東証プライム値上がり率ランキング第3位にランクインしました。フィジカルAI関連銘柄の一角として、評価が一段と高まっています。
▼FIG株価推移(2026年1月13日〜19日)

FIG株価推移(2026年1月13日〜19日)
以下にて詳しく見ていきましょう!
市場の逆風下で大幅高、フィジカルAI関連として再評価
FIGは、モバイルクリエイトと石井工作研究所を中核とする共同持ち株会社として誕生しました。現在では、タクシー配車システムやバスロケーションシステムなどのモビリティソリューションに加え、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)といった産業ロボティクス分野にも事業領域を広げています。
特に、人や物の「移動」をデータとAIで最適化するという同社の事業構想は、フィジカルAIという成長テーマと親和性が高く、足元の株価上昇につながっています。
地域交通で蓄積した「移動データ」が競争力の源泉に
FIGの強みは、地方交通インフラを支えるシステムで培った実績とデータ基盤にあります。バスやタクシーの運行管理、配車、決済、情報提供までを一気通貫でデジタル化し、国内有数のシェアを確立してきました。
こうした公共交通分野で蓄積されたリアルタイムの移動データと制御ノウハウが、工場や倉庫内の物流最適化へと応用されています。人の移動と物の移動を同じ「OS」で制御する発想が、FIGの描く成長ストーリーの中核です。
ロボティクス事業が利益成長をけん引
業績面でも変化が鮮明になっています。直近決算では、営業利益が前年同期比で大幅増益となり、純利益も倍増するなど、収益性の改善が際立ちました。これは、付加価値の高いロボティクス関連事業が本格的に利益貢献し始めたことを示しています。
さらに、同社は連結配当性向30%以上という明確な株主還元方針を打ち出しており、成長と還元の両立を評価する投資家からの関心も高まっています。
「移動のOS」を軸に中長期成長を狙う
FIGが目指すのは、地域交通から物流、ロボットまでを横断的に制御する「モビリティOS」の確立です。人手不足という日本社会の構造課題を背景に、同社の技術は社会インフラとしての価値を増す可能性があります。
株価水準はなお300円台と値ごろ感があり、業績回復局面と成長テーマを兼ね備えた銘柄として、中長期視点での評価が進むかどうかが今後の焦点となりそうです。
なお、本記事は、投資判断の参考情報として提供するものであり、特定の株式売買を推奨するものではありません。投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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【Dear Overseas Investors: Summary in English】
FIG Corp. Gains Attention as a Physical AI Play Amid Market Weakness
FIG Corp. shares surged in mid-January, outperforming a weak broader market as investors re-rated the company as a “physical AI” beneficiary. The stock rose more than 13% on heavy volume, reflecting growing confidence in its medium-term growth story.
Originally formed as a holding company centered on mobile solutions and industrial systems, FIG has expanded into mobility platforms such as taxi dispatch and bus location systems, while also building a presence in logistics automation with AGVs and AMRs. Its core strength lies in using real-time mobility data and control technologies—developed in public transportation—to optimize the movement of both people and goods.
This cross-domain application is now translating into earnings growth. Recent results showed sharp profit expansion, driven by higher-margin robotics-related businesses. FIG has also introduced a shareholder-friendly policy, committing to a consolidated payout ratio of at least 30%, reinforcing its appeal to investors.
With a relatively modest share price level and exposure to structural themes such as labor shortages, smart mobility, and automation, FIG is increasingly viewed as a long-term platform company rather than a niche systems vendor.
Disclaimer: This article is provided for informational purposes only and should not be construed as a recommendation to buy or sell any specific securities. Please make investment decisions at your own discretion.





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