下水道老朽化と点検需要の高まり
株式会社Liberaware(リベラウェア)は、小型産業用ドローンの開発・製造を手掛ける注目企業です。特に同社が開発した下水道専用点検ドローンは、社会インフラの維持管理分野において強い存在感を示しています。
国土交通省によれば、全国の下水道管路のうち築40年以上が全体の3割以上を占めています。高度経済成長期に整備されたインフラが一斉に老朽化しており、更新や点検需要は今後確実に増加する見通しです。今年2025年1月28日には埼玉県八潮市で起きた下水道破損による道路陥没事故が世間を騒がせましたが、老朽化したインフラの問題を改めて浮き彫りにしましたよね。

従来、下水道点検は作業員が直接管路に入るか、大型機材を使って行われてきました。しかし、コストや時間がかかるうえ、作業員の安全リスクも大きな課題でした。今年2025年8月2日には埼玉県行田市で下水道点検中のマンホール事後が起こり、50代の作業員4人が転落して亡くなってしまいました。八潮市で発生した道路陥没事故を受けた緊急点検中に起きたものでした。こうした事故を防止するためにも、ドローンによる下水道点検の必要性を痛感します。

ドローンが切り拓くインフラDX

こうした背景のもと登場したのが、リベラウェア社の小型ドローン。直径20cm以下の狭小管路でも飛行が可能で、暗所でも鮮明な映像を撮影できる性能を備えます。これにより作業員は危険な場所に入らずに点検が可能となり、効率性と安全性の両立を実現しました。まさにインフラDX(デジタルトランスフォーメーション)の象徴的技術と言えるでしょう。

リベラウェア社が開発した、屋内空間点検に特化した産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」
リベラウェア社は、神戸市の公共下水道管にて「IBIS2」を活用した約600mに渡る調査を実施し、成功しています。

リベラウェア社が神戸市の公共下水道管にて「IBIS2」を活用した約600mに渡る調査を実施
さらに国もインフラ維持管理の効率化に向けてDXを推進しており、補助金や自治体案件の後押しも期待できます。今、市場環境としては追い風が吹いています。
株価動向と投資戦略

株式会社Liberaware(リベラウェア)の株価推移(2024年7月〜2025年8月29日)
リベラウェアの株価は現在2,154円。2025年に入り右肩上がりの基調を維持しており、テーマ性の強さからも材料次第で短期間に大きく値を動かすポテンシャルがあります。1年前の株価が330円だったことを考えると、わずか1年で6倍以上になっており、テンバガーも視野に入ってきているのではないでしょうか。前記事の岡本硝子と同様にキャピタルゲイン狙いの投資先として期待できそうです。
特に「契約拡大」「新製品発表」といったニュースが出れば、投資家心理が一気に強気に傾く展開も想定されます。
中長期的には、社会インフラの老朽化対策という大きなテーマに支えられた成長株としての魅力があります。一方、短期投資家にとっては、材料ニュースを狙ったスイングトレードの妙味も十分に残されています。
まとめ
リベラウェアは、老朽化が進む下水道インフラという社会課題にドローン技術で挑む革新的企業。国の政策的支援や自治体需要を取り込みながら成長が期待される同社は、まさに「社会課題解決型の成長株」として注目したいと思います。
念の為ではございますが、投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
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