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株式劇場

オラクル株、史上最大の急騰!AI需要を追い風にクラウド事業が加速

米IT大手のオラクル(Oracle Corporation)の株価が9月10日の取引で、1日で41%も上昇し、同社史上最大の上昇幅を記録しました。”なぜここまでオラクルの株が急騰したのか”というと、きっかけは決算です。今年6月から8月期の売上は前年比でプラス12%の149億ドルとなり、市場予想を大きく上回りました。特にクラウドインフラ事業(OCI)で、いわゆるIaaSの方が前年費で55%も上昇。今回決算で特に注目すべきはRPOが前年から359%も増え、4,550億ドルに拡大したことです。RPOとは将来の収益見通しを示す残存履行義務で、簡単に言うと将来の売上につがる受注残高のようなもの。オラクルはこれまでの安定収益源であるソフト事業に加え、AI時代の新しい需要を取り込むクラウドインフラ事業を伸ばし始めています。今回の株価急騰は、この2本目の柱であるクラウド事業の成長ストーリーに投資家が改めて注目した結果といえます。オラクルは、米オープンAI社と約5年にわたり3,000億ドル(約44兆円)規模のクラウド供給契約を締結しました。米国株の急騰を受け、日本オラクル株(4716)も大幅高となり3連騰を記録しました。また、AIインフラ需要の拡大は、国内ではデータセンター運営や半導体製造装置関連企業にも波及する可能性があります。