次世代エネルギー

次世代エネルギー関連株

東洋エンジニアリング、深海レアアース期待で17年ぶり高値 ――国家プロジェクトへの関与と構造改革が投資家の視線集める――

東洋エンジニアリングは、南鳥島沖で来年1月から始まる深海レアアース泥の試験採掘を巡る報道を受け、12月29日に株価がストップ高となり、約17年ぶりの高値を更新した。海洋研究開発機構(JAMSTEC)から委託を受け、水深約6000メートルから泥を引き上げる中核システムの開発に関わっている点が、市場で高く評価されている。中国の軍事演習を背景とした地政学リスクの高まりも、レアアースの供給不安を意識させ、買い材料となった。一方、同社は足元で業績の立て直しを進めており、受注内容の改善やコスト削減を通じて通期黒字を目指す。レアアースへの期待が短期的な株価を押し上げる中、次世代エネルギー分野への事業転換を含めた中長期の成長力が投資家に問われている。
次世代エネルギー関連株

伊勢化学工業、1対10の株式分割!――国策ペロブスカイト太陽電池銘柄として投資家層拡大へ

伊勢化学工業は、1株を10株に分割する株式分割を発表しており、基準日は2025年12月31日(実質12月30日)で、投資単位を引き下げ、流動性向上と投資家層の拡大を狙う。同社は第3四半期累計で売上高が前年同期比22.1%増、営業利益が29.8%増と好調で、配当や通期業績予想の上方修正も同時に示した。世界トップクラスのヨウ素メーカーとして、医療、電子材料、農業など幅広い分野で安定需要を確保している点が強みだ。加えて、次世代太陽電池とされるペロブスカイト太陽電池向け材料としての期待も高まっており、耐久性などの課題は残るものの、国策としての脱炭素支援を背景に中長期的な成長ストーリーが意識されている。
株式劇場

「全固体電池」が拓く未来と投資機会――次世代エネルギー革命の本命銘柄を読む

世界のエネルギー産業を根本から変える可能性を秘めた「全固体電池」が、投資家の注目を集めています。従来のリチウムイオン電池を凌駕する安全性・高容量・長寿命といった特性により、スマートフォンや電気自動車(EV)、さらには再生可能エネルギー分野まで幅広い応用が見込まれます。全固体電池の最大の強みは「安全性」と「高エネルギー密度」。こうした背景から、自動車メーカーや電子部品大手がこぞって開発競争に参入しており、技術提携や資本参加の動きも相次いでいます。マクセル株式会社 (Maxell)世界初となる産業機械向け角型全固体電池の量産を開始。高温耐性と高信頼性が評価され、工場設備や医療機器などニッチ市場で実績を積み上げ、EVやスマホ市場へのステップアップを狙う。全固体電池は、まだ開発途上ながらも社会や産業を大きく変革する可能性を秘めています。安全性・効率性・環境対応力を兼ね備えた“夢の電池”は、私たちの生活をより持続可能で便利なものへと変えていくでしょう。そして、我々投資家にとって、この技術の担い手となる企業への投資は、「テンバガー」を狙う利益追求を超えて、「未来を形づくる物語」への参加とも言えるのかもしれません。「未来のインフラを先取りする」という醍醐味も感じられます。