エネルギー安全保障

政治と株価

ホルムズ海峡封鎖で日本株はどう動くのか 原油高とINPEX株の行方を探る

イランによるホルムズ海峡封鎖報道を受け、日本の海運大手が航行停止を決めるなど緊張が高まっています。世界の原油輸送の約2割が通過する要衝であり、日本は原油輸入の9割超を中東に依存しているため、長期化すれば経済への影響は避けられません。原油価格は現時点で急騰していないものの、事態次第では上昇余地があります。INPEXなど資源株には追い風となる可能性がある一方、停戦や体制変化による原油急落リスクもあり、複数シナリオを前提とした冷静な投資判断が求められます。
政治と株価

米軍が中東に大規模戦力集結、ホルムズ海峡リスク再燃――日本株は「原油高×リスクオフ」をどう織り込むか

米軍の中東での大規模戦力展開を受け、ホルムズ海峡の供給リスクが市場の焦点となっています。世界の原油輸送の要衝である同海峡が混乱すれば、原油価格の急騰を通じて日本経済に下押し圧力がかかる可能性があります。中東依存度の高い日本にとっては、円安と原油高が同時に進む局面は企業収益に逆風です。一方、エネルギー関連や商社には追い風となる可能性があり、今後は指数全体よりもセクター間の明暗に注目が集まりそうです。
株式劇場

伊勢化学工業、ペロブスカイト政策追い風で株価高騰!ヨウ素国内首位が握る「国産エネルギー」の中核ポジション

伊勢化学工業の株価は、高市首相がペロブスカイト太陽電池の普及をエネルギー安全保障の柱として言及したことを受け、大きく上昇しました。ペロブスカイト太陽電池は日本発の次世代技術で、薄く軽く設置自由度が高い点が特徴です。その主要材料であるヨウ素で伊勢化学は国内首位、世界でも高いシェアを有しており、国策の恩恵を直接受ける存在として注目されています。加えて、同社は業績面でもヨウ素需要の拡大を背景に過去最高益更新が続いており、自己資本比率も高く財務基盤は盤石です。市場では、短期的な政策材料にとどまらず、中長期の成長ストーリーとして評価が高まっています。
三菱商事

三菱商事、過去最大1.2兆円の米天然ガス買収 ― エネルギー安全保障とLNG成長を見据えた大型投資 ―

三菱商事は16日、米国でシェールガス開発を行うエーソン・エナジー・マネジメントを、負債引き受けを含め約1.2兆円で買収すると発表した。同社として過去最大のM&Aとなる。エーソンは米ヘインズビル盆地で有数の生産量と埋蔵量を持ち、LNG輸出基地に近い立地が強みだ。今回の買収により、三菱商事は米国で天然ガスの生産から販売まで一貫体制を構築し、LNG事業の収益基盤強化を図る。世界的な電力需要増加とLNG市場拡大、米国の輸出規制緩和を追い風に、中長期的な成長と日本のエネルギー安全保障への貢献が期待されている。