インフレ

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2026年の株式市場展望:インフレと価格転換が主役に!?日本企業の再評価とM&Aの可能性

2026年の株式市場では、「インフレと企業の値上げ戦略」が中心テーマとなるでしょう。米国や欧州、台湾などの競争力ある企業は、積極的な値上げにより利益率と利益総額を大きく押し上げる可能性が高く、世界株は堅調な成長が期待されています。一方で、日本企業は伝統的に製造原価を重視した価格戦略が中心で、世界標準と比べて利益率が低い傾向があります。このため日本株の2026年度業績は相対的に低調になる恐れがあり注意が必要です。しかし、値上げ余地の大きい企業や構造改革が進む銘柄は、海外からのM&Aや評価の見直しを通じて大きく伸びる可能性があります。インフレ環境と政府の財政拡大が続く中で、現金保有リスクが意識され、株式や値上げ力のある企業への投資が重要なテーマとなるでしょう。
政治と株価

日銀が利上げ再開へ強い意欲!12月会合に向け市場の警戒感高まり、日経平均は950円安

日銀の植田総裁は、12月18〜19日の金融政策決定会合で利上げ再開を検討する姿勢を明確にし、市場では12月利上げ観測が急速に高まりました。物価2%目標の実現確度が高まっていることに加え、極めて低い実質金利が将来のインフレリスクを高めるとの懸念が背景にあります。政府との対話も進み、利上げへの政治的障壁は低下したとの見方が広がっています。この発言を受け、OIS市場での利上げ織り込みは8割超に上昇し、日経平均株価は大幅安となりました。市場では円高圧力や株価変動が強まり、投資家は金利と市場動向に一段の警戒が必要な局面となっています。