2026-01

株式劇場

ソニーグループ株、8日続落で5カ月ぶり安値!PS5採算悪化懸念と半導体逆風で投資家心理冷える

ソニーグループ株(6758)は1月27日までに8営業日連続で下落し、約5カ月ぶりの安値圏に沈みました。株価は前年11月の高値から約30%下落し、信用買いポジションを抱えた個人投資家の持ち高解消売りも下げを助長しています。背景には、家庭用ゲーム機「プレイステーション5」の製造コストが半導体メモリー価格の高騰で上昇し、採算悪化懸念が強まっていることがあります。また、スマートフォン向けCMOS画像センサーを巡る競争不安も重荷です。一方でPERが歴史的に低下し割安感が出ているとの見方や、エンタメ事業の中長期成長期待を理由に買いの好機とする声もあります。今後は2月上旬の決算発表が注目されます。
株式劇場

日本高純度化学、AI需要と大幅増配で評価急浮上! ― 業績上方修正を受け株価はストップ高、株主還元姿勢が鮮明に

日本高純度化学は、2026年3月期第3四半期累計決算が好調だったことを受け、通期業績と配当予想を大幅に上方修正しました。売上高は民生機器需要の回復や生成AI関連半導体向け需要の拡大を背景に伸長し、純利益も政策保有株の売却益などにより増加する見通しです。年間配当は従来の126円から200円へと大幅な増配を発表し、株主還元姿勢が強く評価されました。一方で、直近四半期では利益率の低下も見られ、今後は本業の収益性改善が注目されます。
株式劇場

【信越ポリマー 決算発表】3Qは堅調な増益を確保!主力事業の収益性に課題残すも、通期計画達成へ安定感を示す決算

信越ポリマーは2026年3月期第3四半期累計(4~12月)において、経常利益が前年同期比6.7%増の約111億円と堅調に推移しました。通期計画140億円に対する進捗率は約80%と、過去平均並みで安定感があります。一方、主力の精密成形品事業では売上は伸びたものの利益率が低下し、全体の営業利益率もやや悪化しました。会社は通期業績予想を据え置き、半導体や医療向け需要を背景に安定成長を見込んでおり、派手さはないものの堅実な業績推移が評価されます。
次世代技術

ファナック、通期純利益を上方修正!FA・ロボット堅調、次なる成長軸「フィジカルAI」にも注目

ファナックは2026年3月期の連結純利益予想を前年比7.1%増の1,580億円へ上方修正し、今期2度目の増額となりました。主力のFAおよびロボット事業が日本、中国、インドを中心に堅調に推移し、米国でもAIやデータセンター関連需要を背景に投資回復の兆しが見られています。売上高は8,400億円超と3期ぶりに8,000億円台へ回復する見通しです。加えて受注高も増加しており、先行きの業績安定性が確認されました。中長期では、AIとロボットを融合する「フィジカルAI」を成長戦略の中核に据え、オープンプラットフォーム化を通じた新たな産業用途の拡大が期待されます。
株式劇場

ノースサンド、再び上方修正で過去最高益更新へ! 人材力で高成長フェーズが鮮明に

ノースサンドは2026年1月期の業績予想を上方修正し、経常利益は前期比約89%増の528億円を見込むと発表しました。好調な採用活動と高い定着率を背景にコンサルタント数が順調に増加し、稼働率も高水準を維持。さらに顧客との関係強化により平均単価も上昇し、収益性が大きく改善しています。IPO後は株価が伸び悩んでいましたが、今回の修正により成長力と利益体質の強化が改めて示されました。今後は人材重視の経営モデルを維持しつつ、持続的な拡大ができるかが投資家の注目点となりそうです。
株式劇場

セグエグループ、通期利益を大幅上方修正!国策案件が牽引し 成長ステージの転換へ

セグエグループは1月23日、2025年12月期の連結経常利益予想を従来の14.8億円から20.3億円へ大幅に上方修正し、2期連続で過去最高益を更新する見通しを示しました。主因は、国のデジタル基盤整備を担うGSS(ガバメントソリューションサービス)案件の本格寄与で、高収益かつ安定的な収益源として業績を押し上げています。加えて、中期経営計画の目標引き上げや株主優待制度の拡充も発表し、成長ステージの転換と株主重視姿勢を鮮明にしました。
NTT

NTT法廃止論議が株価の行方を左右――経済安全保障と成長戦略の交差点に立つNTT

NTT法の廃止・見直しを巡る議論が、投資家の注目を集めています。1985年の民営化後に制定されたNTT法は、全国一律の固定電話提供義務や研究成果の開示、政府による株式3分の1以上の保有など、NTTに強い制約を課してきました。高市政権は経済安全保障やサイバー防衛の強化、次世代通信基盤「IOWN」構想の世界展開を背景に規制緩和を主張しています。一方、競合他社は独占再来や地方インフラ弱体化を懸念し反発しています。現時点では全面廃止ではなく段階的な見直しが有力視されており、政府株売却による短期的な株価変動リスクはあるものの、中長期では成長機会と捉える見方も強まっています。
為替

円が急騰し、155円台に!日米当局の動向に投資家の視線集中

23日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が一時1ドル=155円台後半まで急騰し、約6カ月ぶりの大幅な円高となりました。米財務省の要請を受け、FRBやニューヨーク連銀が為替レートの確認(レートチェック)を行ったとの観測が広がり、日米当局による為替介入への警戒感が高まりました。日銀が金融政策を据え置いた後も円相場は乱高下し、介入を巡る思惑が市場の主因となっています。衆院解散による政治情勢や薄商いの中、当面は高いボラティリティが続くとの見方が強まっています。
株式劇場

テクノホライゾン、売上減でも利益が伸びる理由とは――教育ICTが収益を牽引し、増配も発表!

テクノホライゾンは2026年3月期第3四半期決算で大幅な増益を達成し、通期業績予想を大きく上方修正しました。教育分野のICT需要が「GIGAスクール構想」を背景に堅調に推移し、映像&IT事業が収益を牽引しています。売上高はやや減少したものの、高付加価値製品へのシフトやコスト削減により利益率が改善し、経常利益は前年同期比で大幅増となりました。これを受け、通期経常利益予想は従来比約9割引き上げられ、配当も増額修正されています。一方、ロボティクス事業は中国景気減速の影響を受けつつも採算改善が進み、収益体質の強化が進展している点が注目されます。
次世代技術

東洋エンジニアリング、株価ストップ高!レアアース思惑とナイジェリア大型案件が株価を強力に押し上げ

東洋エンジニアリングの株価は、国産レアアース開発への期待や中国の輸出規制強化を背景に急騰し、ストップ高水準まで上昇しました。南鳥島沖での試掘開始や経済安全保障を重視する政策環境が、関連銘柄への資金流入を後押ししています。加えて、同社の独自技術がナイジェリアで計画される世界最大級の尿素肥料プラントに採用されたことも評価材料となりました。省エネ性と高効率を両立する技術力と豊富な実績が、中長期的な成長期待を高める一方、短期的には値動きの荒さへの警戒も必要とされています。