トランプ、BRICSに「ドル離れなら100%関税」と宣言!また株価にダメージか!?

トランプ、BRICSに「ドル離れなら100%関税」と宣言!また株価にダメージか!? 政治と株価

今朝、X(旧Twitter)を見ていたら、米国次期大統領のトランプ氏の投稿が流れてきたので、読んでみたところ、その内容に驚きました。発展目覚ましい新興国「BRICS(ブリックス)」への警告を宣言する内容だったのです。BRICSとは、Brazil、Russia、India、China、South Africaの頭文字をとった名称で、これらの国にイラン、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピアを加えた9か国で構成される国際会議。近年、影響力を急速につけてきております。

トランプ氏の投稿内容は、

The idea that the BRICS Countries are trying to move away from the Dollar while we stand by and watch is OVER. We require a commitment from these Countries that they will neither create a new BRICS Currency, nor back any other Currency to replace the mighty U.S. Dollar or, they will face 100% Tariffs, and should expect to say goodbye to selling into the wonderful U.S. Economy.


日本語に訳すと、
「BRICS 諸国がドルから離れようとしているのを私達が傍観しているという考えは終わりました。私達はこれらの国々に対し、新しいBRICS 通貨を作ったり、強力な米ドルに代わる他の通貨を支持したりしないという約束を求めます。さもなければ、100% の関税に直面し、素晴らしい米国経済への販売に別れを告げる覚悟をしなければなりません。」
という内容。

トランプ次期大統領といえば、つい先日11月26日に中国・カナダ・メキシコへの関税表明して世界を驚かせたばかり。今度は、BRICSに100%関税の警告を発しました。まあ、中国はどちらにも入っておりますが。

確かに、BRICS諸国は近年、急速に影響力を増しており、「脱ドル」の動きをしていることも度々報道されてきました。BRICSは2009年の発足時から「脱ドル」の動きを模索しており、BRICS共通通貨創設を目指しております。トランプ次期大統領は米国第一主義を掲げておりますので、こうした動きを牽制しておきたいのでしょう。

これに対し、BRICS側がどういう動きを見せるのか、注目していきたいと思います。反発して対立が深まるのか、あるいは、米国側へと歩み寄るのか。

我々株主にとって気になるのは、トランプ氏の発言の株価への影響でしょう。
つい先日のに中国・カナダ・メキシコへの関税表明の際には、日本企業の株価にも大きな影響を与えました。三菱商事をはじめ、自動車メーカーなど、株価に大ダメージを受けた企業も多かったです。
明日からまた新たな週が始まりますが、果たして株価への影響はいかに…
株価下落に繋がり、ブラックマンデーの様相を呈した際には、買い増しの機会も探っていきたいと思います。

 

 

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【STOCK EXPRESS(ストックエクスプレス)】(略称:STOCK.EX)株主視点の経済ニュース考察を発信してまいります!
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渋谷桜丘 在住。立教大学法学部卒業。株主として様々な企業を応援し、経済活性化に努めております。報道カメラマンとして写真撮影もしており、数々の著名人を撮影。2000年代にはライブドアニュースにて経済記事執筆。(保有資格:知的財産管理技能士、化粧品検定1級、食生活アドバイザー、景表法検定など)

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