世界中が注目しているビッグイベント「米国大統領選挙」の投開票が11月5日始まり、本日11月6日にドナルド・トランプ前大統領の当選が確実になりました。私も以前から注目しており、本日の午前から様々なところで動向を見守っておりましたが、当選確実が判明するのはもっと時間がかかると思っていたので、これほど早く決まるとは驚きました。それくらい、トランプ氏が優勢だったからでしょう。大統領経験者が再び返り咲くのは、米国史上2人目で、なんと132年ぶり。トランプ氏は、早くも支持者を集めて勝利演説を行いました。そして、来年2025年1月20日には第47代大統領の就任式を迎えます。
さて、いよいよ米国大統領が決まり、私が気になっているのは、為替と株価への影響です。
為替は一気にドル高・円安へ!1ドル154円台
為替(ドル円)は早速動き始め、ドル高・円安へと転じ、夜8時を回った現在、1ドル154円台まで進んでいます。私が10月23日の記事でも予想していたように、トランプ政権の特徴として、政策がインフレ的で「長期金利上昇・ドル高・株高」の傾向があります。ここ最近、円安傾向にありましたが、これもトランプ大統領誕生を織り込んだものでもあったのかもしれません。今後も円安方向へと進んでいく可能性が高そうです。こういう展開になってきますと、再び、日銀の出番ですw 今年の春先のように大規模な為替介入をするのか、もしくは、追加利上げを早期に実施するか。いずれかの対策の必要度が高まってくるでしょう。
株価は上昇!も、業種によっては逆風
為替と並んで気になるのが、株価。特に我々が暮らしている日本の株価への影響が気になります。
本日、日経平均株価は、大幅に上昇し、終値 38,480円程へ(前日比 約1,005円のプラス。2.61%プラス)。場中からトランプ優勢のニュースが大々的に報じられておりましたから、大いに影響を受けたと思われます。円安・株高へと進み始めました。
私の保有株も好調で、メインのMUFGは、1,715.5円(前日比 +92.5円。+5.69%)。銀行株は、追い風になっていますね。三菱HCキャピタルも、1,046円(前日比 +17円。+1.65%)。三菱商事も、2,783.5円(前日比 +68.5円。+2.525%)。昨日の下落から一転、風向きが変わりましたね。
一方、すべての業種でプラスになっているか、というと、そうでもありません。
たとえば、自動車株。トヨタ自動車は伸びておりますが、日産自動車は、401.2円と前日比8.7円の下落(マイナス 2.13%)。造船太郎氏が買い増したばかりなのに…(汗。ホンダは、1,418円と、前日比98円の下落(マイナス 6.47%)。輸出産業にとって、円安は追い風のはずですが、トランプ氏の関税がマイナス要因になると市場から見られているのでしょうか?
いずれにしても、業種ごとの株価の動きを明日も注視していきたいと思います。
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