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改正NTT法成立!NTT株価高騰への追い風となるか

私も株主として応援しているNTTに関する重要な決定が5月21日になされました。「改正NTT法」の成立です。NTT法改正については昨年4月17日にが報じられ、NTT株価暴落のきっかけになった事でもあります。これにより「国が持っているNTT株を大量に売却するのでは?」との憶測が広がったからです。本日決定したこととしては、NTT法廃止は見送られたこと。そして、改正NTT法では、政府の保有義務は残されたこと。さんざん懸念視されてきた政府の保有するNTT株売却はされなかったのです。一方、昔ながらの通信規制の緩和は進み、全国一律での固定電話サービスの提供義務も緩和。他に事業者がいない地域に限定してNTTに提供を義務づける仕組みへと変わります。今まで足枷となっていたものが一部外れるので、NTTの経営自由度は増し、プラス材料となりそうです。これを受けて株価が上昇するかと思いきや、まだ150円近辺をヨコヨコで推移しております。ただ、今後、市場に安心感と期待感が広がれば、上昇へと転じるのではないでしょうか。
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なぜ、NTTの株価は上昇し始めたのか? NTT法廃止見送り!?

NTT株価上昇理由について考えてみると、NTT法廃止が事実上見送られることがあげられるでしょう。春に下落した要因も、最近上昇した要因も、ともにNTT法をめぐるものかと。きっかけは、自民党の衆院選での大敗。自民党はNTT法廃止を主導していましたが、選挙で大敗し、進めにくい状態になったと思われます。棚上げ状態になっただけなので、今後どうなるかはわかりませんが、当面は売却されなさそうであることから投資家に安心感を与えたのでしょうか。そもそも、NTT法廃止というと、NTTに不利なことばかりと思われがちですが、そうとも言えないのも事実。NTT法によってNTTが縛られていた点も多いのですが、市場は”政府が保有株を売却しない”点にばかり注目している気もします。いずれにしても、私の保有株分がプラ転したのは嬉しいところ。今後の動向をウォッチしていきたいと思います。