株式劇場 【ニデック株主総会 速報】ガバナンス再建へ新体制始動!株主から厳しい追及も「上場維持を絶対にやり遂げる」
ニデックは6月18日に開催した定時株主総会で、会計不正と品質不正問題を受けたガバナンス再建に向け、新たな経営体制をスタートさせました。総会では取締役12人の選任や創業者・永守重信氏が務めていた「グローバルグループ代表」職の廃止など全5議案が可決されました。一方で、株主からは厳しい意見が相次ぎました。会計不正の背景として指摘された永守氏の責任や説明責任を問う声、「社外取締役は機能していたのか」といったガバナンスへの批判、不正による上場廃止リスクへの懸念などが噴出しました。総会には746人が出席し、37人が質問に立つなど、所要時間は約4時間に及びました。これに対し岸田光哉社長は、会計・品質問題について改めて謝罪したうえで、「上場維持を絶対にやり遂げる」と強調。不正の徹底調査と再発防止、内部統制強化に全力で取り組む姿勢を示しました。ニデックでは会計不正による純利益への累計影響額が1607億円に達し、品質不正の疑いも1000件超に上っています。投資家の関心は、今回の取締役会刷新や組織改革が実効性を伴い、企業風土の改善と信頼回復につながるかに集まっています。