MS&AD Insurance Group Holdings

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

政策保有株ゼロ時代のMS&AD、米キャピタル・グループが約9%取得――海外マネーが問う成長力と資本効率

MS&ADインシュアランスグループホールディングスでは、米資産運用大手キャピタル・グループが発行済み株式の約9%を取得し、主要株主に浮上したとみられます。トヨタ自動車が保有全株を売却するなど、政策保有株の縮減を背景に株主構成が変化するなか、同社は海外IRを強化しています。今後は、政策株売却で得た資金を成長投資や株主還元へどう配分し、2031年3月期までにROE12%という目標を実現するかが焦点です。海外株主の増加は資本効率改善への期待を高める一方、計画未達時には資金流出を招く可能性もあります。本業の持続的な利益成長、規律ある資本配分、海外事業の収益性、還元方針の具体化が、中長期的な株価評価を左右しそうです。
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MS&ADが上場来高値を更新、好決算で再評価進む――地震・豪雨リスクは今後の業績にどう影響するのか

MS&ADは8月17日、一時5,146円まで上昇し、株式分割考慮後の上場来高値を更新しました。2027年3月期第1四半期の純利益が前年同期比33.4%増の3,286億円となり、市場予想を大幅に上回ったことが主因です。国内損保では料率改定や事業費率改善が寄与し、海外事業の利益は前年同期比で2倍超となりました。通期計画に対する進捗率は77.3%です。一方、7月以降の地震や豪雨は今回の決算に十分反映されておらず、今後の損害額には注意が必要です。家計地震保険には政府再保険がありますが、企業向け地震補償や豪雨、海外災害の損失は残ります。再保険と資本力で一定の吸収力はあるものの、災害損失の開示、再保険コスト、通期予想の修正が今後の焦点です。
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【MS&AD 決算発表】1Qで早くも通期計画への進捗率77.3%!利益は33%増の3,286億円 海外事業も大幅伸長

MS&ADインシュアランスグループホールディングスの2027年3月期第1四半期は、親会社所有者帰属利益が前年同期比33.4%増の3,286億円となり、据え置かれた通期予想4,250億円に対する進捗率は77.3%に達しました。保険収益は14.1%増、保険サービス損益は28.0%増、金融損益は40.3%増でした。国内損保主要2社の利益は64.4%増え、海外事業の利益も2倍超へ拡大しました。一方、三井住友海上プライマリー生命は金融損益の変動で大幅減益となりました。年間配当予想は170円で変更ありません。高進捗は上方修正期待につながるものの、自然災害、金融市場の変動、政策株式売却益などの影響を見極める必要があります。