M&A

金融業界株

【みずほFG 決算発表】純利益が初の1兆円突破!金利上昇と非金利収益拡大で過去最高更新、自社株買いも発表し5円増配へ

みずほフィナンシャルグループは2026年3月期決算で、純利益が前期比41%増の1兆2486億円となり、初めて1兆円を突破した。国内金利上昇による貸出収益の拡大に加え、M&A助言や投資銀行業務など非金利ビジネスが好調だったことが寄与した。政策保有株の売却益も収益を押し上げた。2027年3月期も純利益1兆3000億円を見込み、3期連続の過去最高益更新を予想する。あわせて年間配当を150円へ増配し、最大1000億円の自社株買いも発表した。市場では、日本の金利正常化を追い風としたメガバンク収益拡大への期待が高まっている。
株式劇場

ワシントンホテル株価急騰、アパHDの大量保有で再編期待浮上 ――インバウンド回復を背景に業界再編の思惑強まる

ワシントンホテルは、アパホールディングスが5.08%の株式を取得し大株主に浮上したことを受け、ストップ高まで急騰しました。保有目的は純投資とされていますが、同業大手による出資であることから、業界再編や資本提携への期待が高まっています。インバウンド需要の回復を背景に業績も改善しており、2026年3月期は大幅増益見通しです。市場では、予約や調達の効率化などシナジー創出への思惑が広がっており、今後の両社の関係性や具体的な戦略の進展が株価の持続性を左右する重要なポイントとみられています。
M&A・TOB・アクティビスト

串カツ田中HD、イタリアンチェーン買収発表で株価急落! ― 短期的には希薄化リスク、長期的には成長戦略に期待

串カツ田中ホールディングス(3547)は9月17日、東京株式市場で株価が大幅安となりました。前場寄り付きから売りが殺到し、午前10時には一時2,337円まで急落。その後やや持ち直したものの、終値は前日比236円安の2,422円(-8.88%)と、東証プライム市場でも下落率上位にランクインしました。株価急落の直接要因は、前日9月16日に発表されたM&Aと第三者割当増資です。串カツ田中HDは、イタリアンレストランチェーン「PISOLA」を運営するピソラの全株式を95億円で取得し、完全子会社化する方針を明らかにしました。その資金調達の一環として、合計163万3,119株の新株を発行する計画です。発行済み株式総数に対する希薄化率は17.32%と高水準であり、短期投資家の間では「需給悪化懸念」が一気に広がりました。実際、発行価格帯(2,405円~2,614円)に近い水準での下落となったことで、テクニカル的にも下値模索が警戒されています。一方で、長期的な視点では同社の成長戦略が注目されます。串カツ田中HDは「脱・串カツ田中」をスローガンに掲げ、1,000店舗体制の実現を目標に事業の多角化を加速しています。今回子会社化するピソラは、近畿・東海・関東を中心に約60店舗を展開。郊外ロードサイド型の店舗戦略で独自の成長ポテンシャルを有しており、既存の「串カツ田中」とは異なる顧客層を取り込める点が強みです。今後、業態や出店エリアの多様化を通じて、収益基盤の拡大やグループ全体の企業価値向上につながる可能性があります。