株式劇場 【ENEOS決算発表】4~6月期純利益は4149億円 通期計画に早くも到達、製油所改善と海外市況高がけん引
ENEOSホールディングスの2026年4~6月期連結決算は、純利益が4149億円となり、前年同期の145億円の赤字から大幅な黒字へ転換しました。売上高は19%増の3兆4078億円、営業利益は約9.6倍の4826億円でした。在庫評価益に加え、製油所トラブルの改善や海外石油製品市況の上昇が寄与し、在庫影響を除く営業利益も2倍超に拡大しました。純利益は通期計画4150億円へほぼ到達しましたが、中東情勢や原油調達、輸出環境の不透明感から会社は予想を据え置きました。また、米TPC Holdingsの買収を発表し、買収後のブタジエン生産能力は世界3位となる見込みです。今後は業績上方修正や追加株主還元への期待が高まる一方、利益の持続性やM&Aの投資効果が焦点となります。