株式劇場 【デンソー株主総会 速報】ローム買収断念後、1.2兆円の現金活用に投資家の視線集中!成長戦略が焦点
デンソーは6月18日の株主総会で取締役選任議案を承認しましたが、投資家の関心は低迷する株価と今後の成長戦略に集まりました。同社は業績が堅調である一方、株価は市場全体に比べて伸び悩んでおり、林新之助社長はその状況を「重く受け止めている」と説明しました。総会では、半導体大手ロームへの買収提案を取り下げた件も議論されました。林社長は、買収は実現しなかったものの、製品開発や製造面での協力関係は継続すると強調しました。また、約1.2兆円に達する手元資金の活用については、AI基盤や先端技術、ものづくり分野への積極投資を進める方針を示しました。さらに、トヨタ自動車の豊田章男会長がデンソー取締役を退任しましたが、経営陣はトヨタとの関係に変化はないと説明しました。EV市場の成長鈍化や事業環境の不透明感が高まるなか、投資家はデンソーが半導体や次世代モビリティ分野でどのような成長戦略を打ち出すのか注視しています。