政治と株価 米国10年債利回りが5%目前、AI・半導体株は大丈夫なのか? ――金利上昇がソフトバンクG、アドバンテスト、キオクシアを直撃する理由
米国10年債利回りが一時4.98%前後まで上昇し、心理的節目の5%へ迫っています。長期金利が上昇すると、将来利益を現在価値へ換算する際の割引率が高くなるため、成長期待を先取りしてきたAI・半導体株ほど株価評価が低下しやすくなります。安全性の高い米国債で約5%の利回りを得られることも、株式から債券への資金移動を促します。ソフトバンクグループはArmなどの保有資産価値と資金調達コスト、アドバンテストは高い成長期待を反映した評価倍率、キオクシアは設備投資負担とNAND市況が焦点です。ただしAI需要自体が消えるわけではなく、今後は受注、利益、キャッシュフローによって企業間の選別が進むとみられます。