AIサーバー

半導体関連銘柄

なぜ、TDKと太陽誘電は協業するのか? ――AIサーバーの電源を支える次世代部品で、日本の電子部品大手が開発力を結集

TDKと太陽誘電は2026年9月29日、MLCCやインダクタを中心とする電子部品の共同開発について、業務提携の検討を始める基本合意書を締結しました。AIサーバーでは半導体の高性能化と消費電力の増大に伴い、電源を安定させる小型・大容量・高信頼性の部品が求められています。両社は製造・調達での連携や将来の資本提携も協議し、開発の迅速化と安定供給を目指します。ただし、共同製品や役割分担、出資の条件は未決定です。投資家は今後、具体的な製品、量産時期、顧客採用、開発・設備投資の負担、利益への寄与を見極める必要があります。経済安全保障推進法に基づく共同申請も検討事項であり、現時点で支援が決まったわけではありません。
半導体関連銘柄

なぜ、太陽誘電の株価が下落したのか? ――投資判断と目標株価の引き下げで売り優勢、AIサーバー向け需要への期待をどう見るか

太陽誘電の株価は2026年9月24日、前営業日比440円安(4.69%安)の8,935円で取引を終えました。直接の材料は、東海東京インテリジェンス・ラボが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ引き下げ、目標株価を1万9,900円から9,800円へ下げたことです。同社株はAIサーバー向けMLCCの需要拡大への期待で7月に上場来高値を付けましたが、その後は大きく調整しています。証券会社は2027年3月期の会社計画の達成に慎重な見方を示すとともに、AI関連株の評価水準や、大規模クラウド事業者による設備投資の持続性を見直しました。今後は、AI需要の拡大が太陽誘電の販売数量や利益にどの程度反映されるかが焦点です。
半導体関連銘柄

なぜ太陽誘電の株価が急落したのか?――SMBC日興が目標株価を1万800円へ大幅引き下げ、円高と高付加価値MLCCの在庫調整を警戒

太陽誘電の株価は9月8日、前日比778円安の9,046円となり、7.92%急落しました。直接のきっかけは、SMBC日興証券が投資判断「2(中立)」を維持する一方、目標株価を1万8,500円から1万800円へ約42%引き下げたことです。AIサーバーやデータセンター向けMLCCの需要は引き続き強いとみられるものの、短期的に投資家の期待を回復させる材料が乏しいと指摘されました。さらに、円高による海外収益の目減りや、サーバー・車載・産業機器向け高付加価値品の在庫調整、販売単価の下落も警戒されています。今回の下落は成長シナリオの消滅ではなく、高まっていた期待値と株価評価の修正といえます。
三井グループ

【三井金属 決算発表】AIサーバー向け銅箔が成長をけん引 2027年3月期予想を上方修正!株式10分割で個人投資家にも門戸

三井金属は、AIサーバーやデータセンター向け特殊銅箔の販売拡大を受け、2027年3月期の売上高予想を8,500億円、営業利益を940億円、経常利益を1,000億円、純利益を800億円へ上方修正しました。第1四半期は売上高が前年同期比19.3%増、営業利益が84.1%増となり、最終損益も168億円の黒字へ転換しました。機能材料事業では銅箔の販売増と価格改定が寄与し、売上高は41.1%増、セグメント利益は73.8%増となりました。約420億円を投じてMicroThinなどの生産能力を増強するほか、10月1日付で1株を10株に分割します。一方、上期利益予想は一部下方修正されており、金属市況や為替、増産投資の進捗が今後の焦点です。
半導体関連銘柄

【村田製作所 決算】純利益3380億円へ上方修正、5期ぶり最高益!AIサーバー向けMLCCが急拡大、株価はストップ高

村田製作所は、2027年3月期の連結純利益予想を従来の2930億円から3380億円へ上方修正しました。前期比44.5%増となり、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。売上収益は15.2%増の2兆1100億円、営業利益は52.6%増の4300億円を予想します。生成AIの普及に伴い、AIサーバー向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要が想定以上に拡大。データセンター関連売上高は約2倍の3706億円を見込みます。4~6月期も純利益が63.7%増の813億円、営業利益率は19.6%へ上昇しました。MLCC設備に2年間で追加800億円を投じる一方、会社側は受注に過熱感があるとして、実需や在庫動向を慎重に見極める方針です。好決算を受け、株価はストップ高となりました。
半導体関連銘柄

味の素、AI半導体需要で上場来高値更新!食品株から“AI関連銘柄”へ

味の素の株価が7月1日に急伸し、一時前日比7.45%高の6,311円まで上昇、7営業日ぶりに上場来高値を更新しました。株価上昇の背景には、6月30日の電子材料事業説明会で、AIサーバー向け半導体の絶縁材料「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」の需要が想定を上回るペースで拡大していることが示されたことがあります。電子材料事業は2027年3月期も当初計画を上回る成長が見込まれ、高付加価値製品の投入や次世代半導体パッケージ向け技術開発による収益性向上への期待も高まりました。シティグループ証券は、将来的に新たな基板技術が登場してもABFは主要材料として使われ続ける可能性が高いと評価し、同社の中長期的な成長ドライバーと位置付けています。また、米系大手証券も目標株価を5,400円から6,200円へ引き上げました。食品事業に加え、AI関連需要を取り込む電子材料事業への期待が、味の素株を一段と押し上げています。
半導体関連銘柄

村田製作所、株価急騰!AIサーバー需要が追い風、シティが「買い」へ格上げ

村田製作所の株価は6月30日、シティグループ証券による投資判断の「買い」への引き上げと目標株価の大幅増額を受け、前日比6.1%高と急伸しました。市場では、AIデータセンター向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要拡大が中長期的な成長を支えるとの期待が高まっています。2027年3月期は売上高1兆9,600億円、営業利益3,800億円と大幅増益を見込んでおり、データセンター関連売上も大きく伸びる見通しです。AIサーバー向けMLCCは高い技術力が求められ、価格競争力や収益性の向上も期待されています。一方、株価は短期間で約3.8倍に上昇し、PERは約74倍と高水準に達していることから、市場の期待は相当程度織り込まれています。今後はAI需要の持続性や利益率の改善に加え、為替や地政学リスクを踏まえた業績の進捗が株価の行方を左右する重要なポイントとなりそうです。
株式劇場

村田製作所、自社株買い「まだ1株も買えず」AI特需で株価急騰、押し目待ちの状況か

村田製作所(6981)は6月5日、自社株買いの取得状況を公表し、5月11日から31日までの取得実績が「0株」「0円」だったことを明らかにした。同社は4月末に最大7500万株(発行済み株式の4.12%)、総額1500億円の大型自社株買いを決議しているが、足元では株価急騰を受けて買い付けを見送っている可能性がある。背景には、AIサーバー向け需要の急拡大がある。主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)の受注残高は前年比約90%増となり、AI関連売上も大幅成長が見込まれている。市場では同社を「スマホ関連」から「AI関連」銘柄として再評価しており、株価は年初来で大幅上昇。取得期間は2027年1月末まで残されており、投資家は今後の自社株買い開始時期に注目している。
次世代技術

太陽誘電が株価急騰!AIサーバー需要でMLCC関連株に資金集中 “電子部品の次なる主役”として市場の視線集まる

太陽誘電が5月28日の東京株式市場で急騰し、前場終値は前日比20%高の1万3355円となり、上場来高値を更新した。村田製作所も大幅高となるなど、積層セラミックコンデンサー(MLCC)関連株に買いが集中している。背景には、生成AIの普及によるAIサーバー需要拡大がある。MLCCはGPU周辺で使用される重要部品で、AIデータセンター向け需要増加が期待されている。さらに、太陽誘電による一部製品の値上げ報道をきっかけに、市場ではMLCC市況が上昇局面に入るとの見方が強まった。関連素材や部材メーカーにも物色が広がっており、AI関連投資の新たな注目分野として電子部品株への関心が高まっている。
次世代技術

太陽誘電、AIサーバー需要を追い風に急騰!MLCC市況改善期待 高まる

太陽誘電が5月22日に急騰し、前日比11.75%高の9,102円で取引を終えた。市場では、AIサーバー向け電子部品事業の成長期待が材料視された。SMBC日興証券によると、同社はAI向けMLCC(積層セラミックコンデンサー)やインダクタを成長分野に位置付けており、高性能AI半導体向け需要拡大の恩恵を受ける見通しだ。また、台湾調査会社トレンドフォースがMLCC価格の回復見通しを示したことも追い風となった。AIデータセンター需要の拡大を背景に、電子部品セクターへの資金流入が強まっている。