黄金株

株式劇場

東電再建に「黄金株」浮上!政府関与強化で資本提携は新局面へ

東京電力ホールディングスは、再建に向けた資本提携戦略の一環として、日本政府が重要事項に拒否権を持つ「黄金株」の導入を検討しています。外資ファンドを含む複数の企業が出資に関心を示す中、原子力や送配電などの重要インフラを担う同社において、経済安全保障上のリスクを抑える狙いがあります。政府関与を維持しつつ資本を呼び込む枠組みとして注目される一方、外為法対応や経営の自由度への影響が課題となります。今後1年程度で提携スキームの詳細が固まる見通しで、東電の再建と企業価値の行方に投資家の関心が集まっています。
次世代技術

ラピダスに官民出資2676億円!政府は「黄金株」で最先端半導体量産を後押しへ

ラピダスは、政府1000億円、民間32社1676億円の出資を受け、官民合計で約2676億円を調達しました。今後の追加出資を含めると出資総額は約4250億円に達する見通しです。政府は筆頭株主となりますが、議決権は11.5%に抑えつつ「黄金株」を保有し、経済安全保障上の統制を確保します。2ナノ半導体の27年度後半量産を目指す一方、総投資は7兆円超とされ、なお2兆円規模の資金確保が課題となります。
M&A・TOB・アクティビスト

トランプ政権、黄金株を行使しUSスチール経営に介入!黄金株行使が示す教訓と日本製鉄のリスク評価

米トランプ政権が、日本製鉄の傘下にある米鉄鋼大手USスチールの工場停止計画を阻止したことが明らかになりました。米政府が経営への拒否権を持つ「黄金株」を行使したもので、日本製鉄が1年半にわたる交渉の末に獲得した買収案件は、早くも政治的な制約に直面しています。この背景には、日本製鉄が買収承認を得るために米政府へ発行した黄金株があります。黄金株は、製造拠点の閉鎖・休止や雇用の海外移転などに拒否権を行使できる仕組みで、今回まさに発動された形です。この記事で詳しく分析していきます。今回の黄金株行使は、日本製鉄にとって「米国事業は政治と一体不可分である」という現実を突きつけられた事例と言って良いでよう。投資家にとっては、短期的な株価調整リスクを意識しつつも、中期的に米国市場での成長シナリオが実現できるかを見極めることが最重要テーマとなります。