政治と株価 日銀、31年ぶりの政策金利1%へ!インフレ警戒で追加利上げ、市場は次の一手に注目
日銀は6月16日の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げることを決定しました。利上げは2025年12月以来で、政策金利が1%となるのは31年ぶりです。背景には、中東情勢の緊迫化による原油高や、それに伴う物価上昇圧力の高まりがあります。日銀は企業から消費者への価格転嫁が進み、インフレ率が2%目標を上回るリスクを警戒しています。会合後、内田真一副総裁は今後も経済・物価情勢に応じて追加利上げを行う方針を示しました。一方で、国債買い入れ減額は2027年4月以降に停止し、市場の安定を重視する姿勢も打ち出しました。市場では利上げは想定内との受け止めが多く、反応は限定的でしたが、投資家の関心は今後の利上げペースとインフレ動向に移っています。住宅ローン利用者や中小企業には負担増となる一方、預金金利上昇による家計への恩恵も期待されています。