転換社債

M&A・TOB・アクティビスト

野村絢氏が名古屋鉄道株を買い進めた理由とは――再開発停滞と低PBRに照準、「名駅改革」への期待で市場が注目

アクティビスト投資家として知られる野村絢氏が、名古屋鉄道株の1.83%を取得し第3位株主に浮上したことで、市場の注目が集まっています。野村氏は、PBRが1倍を下回る名鉄について、名古屋駅再開発を軸とした企業価値向上の余地に着目したとみられています。建設費高騰や人手不足で再開発計画が見直されるなか、外部資本やパートナーの導入による財務負担軽減と資本効率改善が焦点となっています。市場では、自社株買いや資産売却など株主還元策への期待も高まっており、名鉄株は「低PBR銘柄」から「改革期待銘柄」へと再評価される可能性が意識されています。
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JX金属、ENEOS保有株のTOB開始!無利息資金活用で1949億円規模の自己株取得へ

JX金属は、親会社ENEOSホールディングスが保有する株式を対象に、約1949億円規模のTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株3401円で、市場価格より約10%低く設定されており、実質的にENEOS保有株の取得を狙ったスキームとみられている。資金調達には実質0%金利の転換社債(CB)を活用し、2776億円を調達する予定。余剰資金はAI向けデータセンター関連の先端材料事業へ投資する方針で、取得した自己株の一部消却も検討している。市場では、親子上場見直しと資本効率改善を同時に進める戦略的な資本政策として注目が集まっている。
株式劇場

【JX金属 決算発表】2500億円規模の自社株買い!「脱・ENEOS依存」鮮明に 半導体材料成長を加速

JX金属は5月11日、最大2500億円規模の自己株TOBを実施すると発表した。親会社ENEOSホールディングスの保有比率を42.38%から約36%へ引き下げ、経営の独立性と資本効率向上を図る。資金は同額規模の転換社債型新株予約権付社債(CB)発行で調達する。背景にはAIデータセンター需要拡大による半導体材料事業の成長がある。2026年3月期の営業利益は前期比56%増の1750億円、純利益は53%増の1046億円となった。半導体用ターゲットやInP基板など先端材料が好調で、2027年3月期も増益を見込む。