自動車株 ホンダ・日産、車載OSを共同開発へ!日産技術を軸にSDVで反攻――統合破談を越え、テスラ・中国勢に挑む「実務連携」が本格化
ホンダと日産自動車は、次世代車「SDV」の頭脳となる車載OSについて、日産が開発した一部技術をベースに共同開発する方向で最終調整に入りました。車両全体を制御する中核部品「ECU」も共通化し、2026年8月にも正式合意する見通しです。三菱自動車もECU共通化に加わる方向で、3社合計約730万台の販売規模を生かし、開発・調達コストの削減やデータ基盤の拡大を目指します。統合交渉は破談となったものの、実務型の協業によってテスラや中国勢に対抗する狙いです。ホンダには四輪事業の立て直し、日産には技術の収益化が期待される一方、費用負担や知的財産権、開発の遅延、日産株約15%を持つルノーの影響がリスクとなります。今後は、協業を利益率改善へつなげられるかが焦点です。