第3四半期決算

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高島屋、決算評価と資本政策を好感し株価急伸――業績底堅さと希薄化懸念後退に注目集まる

高島屋の株価は1月7日、前日比約10%上昇し、約3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。背景には、2026年2月期第3四半期決算と資本政策の見直しがある。累計では減収減益となったものの、直近四半期では営業利益、経常利益ともに前年を上回り、収益性の改善が確認された。通期計画に対する利益進捗率も過去平均を上回り、季節性を踏まえた業績上振れ期待が広がっている。加えて、2028年満期の転換社債を全額買い入れ消却する方針を示し、将来的な希薄化懸念の後退やEPS改善が意識された。特別損失発生の可能性はあるものの、株主還元を重視する姿勢が評価され、投資家の買いを集めた。
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【積水ハウス 決算発表】3Qは増収減益!国内好調も米国事業が重荷に

積水ハウスの2025年1月期第3四半期決算は、売上高が過去最高の2兆9,357億円となった一方、米国事業の不振により純利益は11%減の1,470億円となりました。国内では戸建ての単価上昇や賃貸管理の高稼働が利益を下支えしたものの、米国では金利低下局面での買い控えや販売促進のインセンティブ負担、在庫評価損が重くのしかかり、国際事業の営業利益は6割減に落ち込みました。同社は通期予想を据え置き、第4四半期に大型開発案件の計上による巻き返しを見込んでいます。短期的には海外事業が株価の重荷となる可能性があるものの、強固な国内基盤と増配方針が中長期の評価を支える構図です。