第1四半期

不動産株

【住友不動産 決算】1Q純利益15%増で過去最高!オフィス賃貸がけん引、空室率3.6%に改善

住友不動産の2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比4.2%減の2,810億円となった一方、純利益は15.4%増の851億円と過去最高を更新しました。営業利益も1.0%増の1,028億円でした。主力のオフィス賃貸事業では、既存ビルの空室率が3月末の4.3%から3.6%へ改善し、賃料引き上げや六本木セントラルタワーの通期稼働が増益に寄与しました。マンションなどの計上戸数は約3割減りましたが、販売価格の上昇で高採算を維持しています。株式売却を中心とする特別利益160億円も純利益を押し上げました。通期予想は純利益2,230億円などを据え置き、14期連続の最高益更新を目指します。今後はオフィス賃料の上昇余地、住宅販売、建設費や金利負担の動向が焦点です。
三井グループ

【三井不動産 決算】4~6月期は純利益39%減 「三田ガーデンヒルズ」の反動も、賃貸・管理事業は最高益

三井不動産の2026年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比23.1%減の6169億円、純利益が39.0%減の758億円となりました。前年同期に高額マンション「三田ガーデンヒルズ」の販売計上や不動産売却益が膨らんだ反動が主因です。一方、賃貸事業は国内外のオフィスや商業施設が好調で、事業利益が13.1%増の517億円となり、マネジメント、施設営業とともに第1四半期の過去最高を更新しました。首都圏オフィス空室率も0.9%へ改善しています。経常利益の通期計画に対する進捗率は28.4%と過去平均並みで、会社は純利益2850億円など過去最高を見込む通期予想を据え置きました。年間配当は前期比2円増の37円を予定しています。今後は分譲物件の引き渡しと資産売却の進捗が焦点です。
三菱HCキャピタル

【三菱HCキャピタル 決算】1Q純利益45%減 特殊要因の反動と資産売却益減少が響く、通期計画は据え置き

三菱HCキャピタルの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比7.8%減の5,391億円、営業利益が42.9%減の471億円、経常利益が41.7%減の464億円、純利益が44.8%減の316億円となりました。前年同期に計上した子会社の決算期変更による228億円の増益効果が剥落したほか、航空、ロジスティクス、不動産でアセット売却益が減少したことが響きました。一方、海外カスタマー事業は米国の商用トラック事業における貸倒関連費用の減少などで大幅増益となりました。通期純利益1,600億円に対する進捗率は19.8%にとどまりましたが、会社側は専門事業の売却益の過半を下期に計上する計画で、業績は概ね想定どおりと説明しています。通期予想と年間51円の配当予想を据え置いており、今後は下期の資産売却の実行力や、航空・環境エネルギー事業の収益改善が焦点となります。