生成AI

半導体関連銘柄

なぜエヌビディアの株価が上昇したのか? ――売上高962億ドルの最高益決算と「2028年1月期70%増収」見通し、AWS向け200万基のGPU供給が追い風

エヌビディア株が決算発表直後の下落から上昇へ転じた最大の理由は、市場予想を上回る好決算に加え、2028年1月期の売上高が前期比約70%増えるとの強気な中期見通しが示されたためです。2026年5~7月期の売上高は前年同期比約2.1倍の962億ドル、純利益は約2.3倍の596億ドルとなり、いずれも過去最高を更新しました。8~10月期も1080億ドルの売上高を見込み、AWSには2027~2028年に追加で200万基のGPUを導入する計画です。一方、メモリー価格高騰による粗利益率低下、AI投資の過熱、顧客企業による独自半導体の開発などは今後のリスクとなります。
金融業界株

銀行の新卒採用が5年ぶり減少へ――AI活用と若手定着で進む「少数精鋭化」、銀行株には追い風となるのか

銀行業界の2027年度新卒採用は、5年ぶりに前年度を下回る見通しです。3メガバンクの計画は合計2180人と4.8%減少しますが、今回は業績不振による人員削減ではなく、AIを使った業務効率化、若手の離職率低下、専門人材への採用枠の再配分が主因です。銀行はIT、資産運用、グローバル分野や中途採用を強化しており、人材戦略は量から質へ転換しています。AI活用が経費率やROEの改善につながれば銀行株に追い風となる一方、システム投資や専門人材の給与負担、サービス・リスク管理の低下には注意が必要です。投資家は採用数だけでなく、一人当たり利益や手数料収入、AI投資の成果を見極める必要があります。
株式劇場

伊藤忠商事がデータセンター開発に参入へ!AI時代の成長市場を不動産事業の新たな柱に

伊藤忠商事は、生成AIやクラウドサービスの普及による需要拡大を背景に、データセンター開発へ参入します。首都圏、関西、九州を中心に、2030年までに数千億円を投じて10棟程度を開発し、米テック大手などのハイパースケーラーへの提供を目指します。用地取得と建屋建設を担い、完成後は外部へ売却して資金を次の案件へ振り向ける資本回転型モデルを想定しています。戦略提携するJR東日本との協業が実現すれば、同社が持つ社有地や発電設備、電力会社との関係を活用し、課題となる用地・電力確保を加速できる可能性があります。一方、多額の先行投資、建設費上昇、電力不足、開業遅延などのリスクもあり、今後は開発地やテナント、投資採算、資産売却の進捗が注目されます。
半導体関連銘柄

【古河電工 決算発表】生成AI需要で最高益更新へ!純利益予想を1050億円に上方修正、光・データセンター関連が急拡大

古河電気工業は、生成AI向けデータセンター需要の拡大を背景に、2027年3月期の連結純利益予想を従来比230億円増の1050億円へ上方修正しました。売上高は前期比17%増の1兆5300億円、営業利益は同93%増の1230億円を見込みます。2026年4~6月期も売上高が24%増の3652億円、純利益が約4.4倍の222億円と好調でした。光ファイバーケーブルを扱う光ソリューションに加え、水冷モジュールや光半導体などの情報コンポーネントが成長をけん引しています。一方、年間1500億円の設備投資に伴う有利子負債の増加や、年間配当予想を22円で据え置いた点には注意が必要です。今後は増産効果の実現とAI関連需要の持続性が焦点となります。
半導体関連銘柄

イビデン株が23%急騰、AI向けICパッケージ基板が成長加速 業績予想を大幅上方修正し最高益へ

イビデン(4062)は、2027年3月期第1四半期の好決算と通期予想の大幅上方修正を受け、8月5日の株価が一時23.5%上昇しました。4~6月期は売上高が前年同期比26.4%増の1,232億円、純利益が40.8%増の179億円となりました。生成AI・汎用サーバー向けICパッケージ基板の需要拡大や、大野事業場の安定稼働、円安が寄与しました。通期純利益予想は580億円から過去最高の840億円へ引き上げられ、市場予想も上回りました。スイッチIC向け需要の拡大も見込む一方、為替変動やデータセンター投資の減速には注意が必要です。同社は9月30日を基準日とする1対2の株式分割も予定しています。
半導体関連銘柄

【TDK決算】4~6月期純利益は94%増の約805億円、過去最高を更新!AIデータセンター向け部品が急拡大、通期上方修正への期待高まる

TDKが発表した2026年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比38.3%増の7,410億円、営業利益が53.0%増の863億円、純利益が94.4%増の805億円となり、すべて第1四半期として過去最高を更新しました。純利益は市場予想の496億円を大幅に上回っています。生成AI向けデータセンター投資の拡大を背景に、MLCCやアルミ電解コンデンサー、ニアラインHDD向け磁気ヘッド・サスペンションの販売が伸長。円安も営業利益を約113億円押し上げました。通期純利益予想2,250億円は据え置きましたが、進捗率は35.8%に達しています。会社側は上期時点で通期見通しを見直す方針を示しており、今後は業績上方修正の可能性やAI関連需要の持続性が焦点となります。
半導体関連銘柄

【キオクシアHD決算】純利益46倍の8421億円、AI向けSSDが爆発的成長!最大8000億円の自社株買いと1対3の株式分割を発表

キオクシアホールディングスの2026年4~6月期決算は、売上収益が前年同期比約5.2倍の1兆7671億円、純利益が約46倍の8421億円となり、いずれも過去最高を更新しました。生成AIデータセンター向けSSD需要の拡大に加え、NAND型フラッシュメモリーの販売単価が前四半期比約70%上昇したことが利益を押し上げました。7~9月期も純利益1兆2700億円を見込みます。同社は最大8000億円の自社株買いと1対3の株式分割を発表し、財務面ではネットキャッシュへ転換しました。一方、純利益は会社計画と市場予想を下回っており、今後はAI需要の継続性やNAND価格、競合各社の増産動向が株価の焦点となります。
株式劇場

パナソニックHD、好決算を受けストップ高買い気配!純利益4500億円へ上方修正、AIインフラ需要と構造改革で3期ぶり最高益へ

パナソニックHD株は7月31日、買い注文が殺到し、前日比700円高の4284円でストップ高買い気配となりました。2027年3月期の純利益予想を4200億円から4500億円へ上方修正し、前期比約2.4倍で3期ぶりの過去最高益を見込みます。第1四半期の純利益は前年同期比89.2%増の1351億円、営業利益は約2.1倍の1824億円となり、営業利益率も4.6%から9.0%へ改善しました。生成AIの普及に伴い、データセンター向け蓄電システムやAIサーバー関連材料、FA機器などが好調で、約1万2000人の人員削減を含む構造改革も収益を押し上げました。今後はAI投資の持続性や、赤字が続く米ブルーヨンダーの収益改善が焦点となります。
半導体関連銘柄

【東京エレクトロン決算】生成AI投資で上期純利益3490億円へ上方修正!営業利益は過去最高の4580億円、配当も384円に増額

東京エレクトロンは、生成AI向け半導体の設備投資拡大を背景に、2027年3月期上期の業績予想を上方修正しました。売上高は前年同期比37.3%増の1兆6200億円、営業利益は51.1%増の4580億円、純利益は44.4%増の3490億円を見込み、いずれも半期として過去最高を更新する見通しです。第1四半期も売上高7323億円、営業利益2114億円と大幅な増収増益となり、営業利益率は28.9%へ上昇しました。好業績を受け、中間配当は361円から384円へ増額。熊本地震による事業所への大きな被害はなく、業績への影響は軽微としています。今後は中間決算時に公表される通期予想と、AI関連投資の持続性が焦点となります。
半導体関連銘柄

【アドバンテスト決算】生成AI特需で純利益6600億円へ大幅上方修正!推論AI・ASIC・DRAM向け検査需要が急拡大、3期連続最高益へ

アドバンテストは、生成AI向け半導体試験装置の需要急増を受け、2027年3月期の純利益予想を従来の4655億円から6600億円へ大幅に上方修正しました。前期比75.8%増となり、3期連続で過去最高益を更新する見通しです。売上高は1兆7140億円、営業利益は8460億円を計画し、いずれも市場予想を上回りました。第1四半期は売上高3675億円、営業利益1900億円、純利益1748億円となり、全項目で四半期最高を更新。営業利益率も51.7%へ上昇しました。学習用GPUに加え、推論AI向けASICやCPU、高性能DRAMへ検査需要が広がっており、2026年の半導体テスター市場は過去最大の130億~145億ドルに達する見込みです。今後は供給能力増強の進捗や高利益率の持続性、AI投資の動向が焦点となります。