株式劇場 ニデックは上場を維持できるのか、あるいは上場廃止か? ――「意見不表明」で迎える運命の10月、投資家が知っておくべき上場維持への条件
ニデックの上場維持を巡る不透明感が急速に高まっています。2026年3月期有価証券報告書に対しPwCジャパン監査法人が「意見不表明」としたことを受け、10月1日の株価は一時19.8%安の1,888円まで急落しました。ニデックは2025年10月28日から東証の「特別注意銘柄」に指定されており、指定から1年後の内部管理体制等の審査が重要な分岐点となります。意見不表明だけで自動的に上場廃止になるわけではありませんが、内部管理体制が適切に整備・運用されていないと判断されれば上場廃止につながる可能性があります。業績回復以上に、監査法人との信頼回復とガバナンス改革の実効性が焦点です。