決算

三井グループ

三井金属の株価が16%超急落した理由とは? 好決算でも市場予想に届かず「期待先行」の反動売り

三井金属株が一時16.51%安となった主因は、2027年3月期の純利益予想を750億円から800億円へ上方修正したものの、市場予想の885億円に届かなかったことです。第1四半期は売上高が19.3%増、営業利益が84.1%増となり、最終損益も168億円の黒字へ改善しました。しかし、前期の在庫評価益の反動で通期は減益を見込むほか、機能材料事業の上振れを金属事業の下方修正が相殺し、上期利益予想も引き下げられました。特殊銅箔への420億円の増産投資や10分割は前向きな材料ですが、市場の高い期待を埋められず、利益確定と失望売りが膨らみました。今後はデータセンター向け需要の持続性と金属市況が焦点です。
三井グループ

【三井金属 決算発表】AIサーバー向け銅箔が成長をけん引 2027年3月期予想を上方修正!株式10分割で個人投資家にも門戸

三井金属は、AIサーバーやデータセンター向け特殊銅箔の販売拡大を受け、2027年3月期の売上高予想を8,500億円、営業利益を940億円、経常利益を1,000億円、純利益を800億円へ上方修正しました。第1四半期は売上高が前年同期比19.3%増、営業利益が84.1%増となり、最終損益も168億円の黒字へ転換しました。機能材料事業では銅箔の販売増と価格改定が寄与し、売上高は41.1%増、セグメント利益は73.8%増となりました。約420億円を投じてMicroThinなどの生産能力を増強するほか、10月1日付で1株を10株に分割します。一方、上期利益予想は一部下方修正されており、金属市況や為替、増産投資の進捗が今後の焦点です。
株式劇場

【サイバーエージェント3Q決算】ゲームとABEMAがけん引し通期予想を大幅上方修正!純利益は一転29%増、増配も発表

サイバーエージェントの2026年9月期第3四半期累計は、売上高が前年同期比12.2%増の7092億円、営業利益が38.2%増の674億円、最終利益が49.5%増の360億円となりました。ゲーム事業の主力タイトルやカジュアルゲームが好調だったほか、ABEMAの黒字化が利益を押し上げました。会社は通期予想を売上高9500億円、営業利益770億円、最終利益410億円へ大幅に上方修正し、年間配当も20円へ増額しました。7月配信の「hololive Dreams」は初日100万ダウンロードを突破し、第4四半期からの業績寄与が期待されます。一方、4~6月期単独では営業利益が23.6%減少しており、新作ゲームの収益持続性やABEMAの投資と利益成長の両立が今後の焦点です。
不動産株

【住友不動産 決算】1Q純利益15%増で過去最高!オフィス賃貸がけん引、空室率3.6%に改善

住友不動産の2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比4.2%減の2,810億円となった一方、純利益は15.4%増の851億円と過去最高を更新しました。営業利益も1.0%増の1,028億円でした。主力のオフィス賃貸事業では、既存ビルの空室率が3月末の4.3%から3.6%へ改善し、賃料引き上げや六本木セントラルタワーの通期稼働が増益に寄与しました。マンションなどの計上戸数は約3割減りましたが、販売価格の上昇で高採算を維持しています。株式売却を中心とする特別利益160億円も純利益を押し上げました。通期予想は純利益2,230億円などを据え置き、14期連続の最高益更新を目指します。今後はオフィス賃料の上昇余地、住宅販売、建設費や金利負担の動向が焦点です。
三井グループ

【三井不動産 決算】4~6月期は純利益39%減 「三田ガーデンヒルズ」の反動も、賃貸・管理事業は最高益

三井不動産の2026年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比23.1%減の6169億円、純利益が39.0%減の758億円となりました。前年同期に高額マンション「三田ガーデンヒルズ」の販売計上や不動産売却益が膨らんだ反動が主因です。一方、賃貸事業は国内外のオフィスや商業施設が好調で、事業利益が13.1%増の517億円となり、マネジメント、施設営業とともに第1四半期の過去最高を更新しました。首都圏オフィス空室率も0.9%へ改善しています。経常利益の通期計画に対する進捗率は28.4%と過去平均並みで、会社は純利益2850億円など過去最高を見込む通期予想を据え置きました。年間配当は前期比2円増の37円を予定しています。今後は分譲物件の引き渡しと資産売却の進捗が焦点です。
三菱HCキャピタル

【三菱HCキャピタル 決算】1Q純利益45%減 特殊要因の反動と資産売却益減少が響く、通期計画は据え置き

三菱HCキャピタルの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比7.8%減の5,391億円、営業利益が42.9%減の471億円、経常利益が41.7%減の464億円、純利益が44.8%減の316億円となりました。前年同期に計上した子会社の決算期変更による228億円の増益効果が剥落したほか、航空、ロジスティクス、不動産でアセット売却益が減少したことが響きました。一方、海外カスタマー事業は米国の商用トラック事業における貸倒関連費用の減少などで大幅増益となりました。通期純利益1,600億円に対する進捗率は19.8%にとどまりましたが、会社側は専門事業の売却益の過半を下期に計上する計画で、業績は概ね想定どおりと説明しています。通期予想と年間51円の配当予想を据え置いており、今後は下期の資産売却の実行力や、航空・環境エネルギー事業の収益改善が焦点となります。
半導体関連銘柄

【フジクラ 決算発表】データセンター需要で利益急拡大!27年3月期経常益を4530億円へ上方修正、過去最高益を大幅更新へ

フジクラは、AI・クラウド向けデータセンター投資の拡大を追い風に、2027年3月期第1四半期で大幅な増収増益を達成しました。売上高は前年同期比50%増の4020億円、経常利益は2.7倍の1115億円となり、営業利益率も15.3%から26.1%へ急上昇しました。光コンポーネントや光ケーブルが伸び、情報通信事業の営業利益率は37.0%に達しました。会社は通期経常利益予想を3160億円から4530億円へ43.4%上方修正し、5期連続の最高益更新を見込みます。年間配当予想は38円で据え置きましたが、配当性向40%を目安とする方針から、第2四半期決算後の増配判断が注目されます。今後は大型案件の売上計上、高収益性の持続、為替や供給制約が焦点です。
株式劇場

【JX金属 決算発表】AI関連需要を追い風に最高益予想を上方修正!今期純利益1410億円へ、半導体材料が成長をけん引

JX金属は、AIデータセンター関連需要の拡大や円安、銅価格上昇を追い風に、2027年3月期の純利益予想を従来の1140億円から過去最高の1410億円へ上方修正しました。第1四半期は売上高が前年同期比36.2%増の2606億円、営業利益と純利益はいずれも約2.8倍となり、営業利益率は31.3%へ上昇しました。半導体用ターゲットやInP基板、タンタル粉末などの販売が好調でした。一方、増益には銅鉱山の一部権益売却益や市況改善も大きく寄与しています。年間配当予想は20円で据え置き、1949億円の自社株買いを計画しています。今後は、市況や一過性利益に依存せず、AI関連事業が持続的な成長を実現できるかが焦点です。
株式劇場

【オリックス 決算発表】4~6月期純利益は2.6倍で過去最高!キオクシア株高が押し上げ、上期8400億円を予想

オリックスの2026年4~6月期連結純利益は、前年同期比2.6倍の2808億円となり、四半期として過去最高を更新しました。東芝を通じて取り込んだキオクシア株の上昇効果1217億円が大きく寄与しましたが、これを除く純利益も1591億円と前年同期を上回りました。ロベコの資産運用手数料や航空機リース、船舶、保険も好調でした。上期純利益は8400億円を予想する一方、キオクシア株価の変動を見通しにくいため、通期予想は5300億円に据え置きました。中間配当は107.27円へ増配し、2500億円の自社株買いも継続します。今後はオリックス銀行の売却益や追加の投資回収に加え、評価益を除く基礎利益の持続性が焦点となります。
半導体関連銘柄

【古河電工 決算発表】生成AI需要で最高益更新へ!純利益予想を1050億円に上方修正、光・データセンター関連が急拡大

古河電気工業は、生成AI向けデータセンター需要の拡大を背景に、2027年3月期の連結純利益予想を従来比230億円増の1050億円へ上方修正しました。売上高は前期比17%増の1兆5300億円、営業利益は同93%増の1230億円を見込みます。2026年4~6月期も売上高が24%増の3652億円、純利益が約4.4倍の222億円と好調でした。光ファイバーケーブルを扱う光ソリューションに加え、水冷モジュールや光半導体などの情報コンポーネントが成長をけん引しています。一方、年間1500億円の設備投資に伴う有利子負債の増加や、年間配当予想を22円で据え置いた点には注意が必要です。今後は増産効果の実現とAI関連需要の持続性が焦点となります。