日本生命

不動産株

なぜ生命保険会社は不動産投資を拡大しているのか?――長期インフレへの備えと安定収益確保、企業の資産売却も追い風に

生命保険各社が不動産投資を拡大する最大の理由は、長期化するインフレへの対応です。生保の主力運用先である固定金利の国債は、物価上昇によって実質利回りが低下する一方、不動産は賃料や物件価格の上昇を通じてインフレ耐性を期待できます。明治安田生命は2040年に不動産残高を2兆円へ倍増させ、かんぽ生命も約1兆2000億円を目指します。日本生命はブラックストーンと連携し、保有物件の価値向上を進めます。事業会社による本社ビルなどの売却も、生保に長期安定収益を得る機会を提供します。ただし、金利上昇、建築費高騰、老朽化、空室率上昇には注意が必要です。
IPO

日本生命、スペースX投資で最大5000億円規模の収益へ――“10年越しの先見性”が生んだ巨大リターン

日本生命保険が10年以上前から米宇宙開発企業スペースXに投資していたことが明らかになりました。同社はスペースX株を保有するベンチャーキャピタル(VC)ファンドへ早期から出資しており、スペースXの大型IPOを受けて、1000億~5000億円規模の運用収益を得る見通しです。今回の成功は単なる「宇宙株への投資成功」ではなく、成長企業へアクセスできる優秀なVCファンドを見極め、長期資金を投じ続けた機関投資家としての戦略が評価されています。生命保険会社は契約者から預かった長期資金を運用するため、未上場企業への長期投資と相性が良く、スペースXのような案件ではその強みが発揮されます。収益は早ければ2028年3月期に計上される見込みで、日本生命の業績押し上げ要因として投資家の注目を集めています。
株式劇場

データセクション、株価急落!KDDIに続き日本生命も売却、空売りファンドにポジション取り宣言

2025年10月8日、データセクション株式会社(東証グロース:3905)の株価が急落しています。前場は1,900円台で始まったものの、後場には1,500円台まで下落。KDDIによる持株売却に続き、日本生命による売却も明らかになり、さらには、空売りで知られる米調査会社ウルフパック・リサーチがデータセクション株に対してショートポジションを取っていると発表したのです。ここで先週からの動きをまとめて分析してみます。