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東京海上HD、異例の「1対15」株式分割へ――豪保険大手サンコープ買収検討と株主優待新設で始まる新たな成長戦略

東京海上HDは、2026年9月30日を基準日として1株を15株に分割し、10月1日に効力を発生させます。最低投資金額は約74万円から約5万円へ下がる見込みで、個人投資家やNISA利用者の参入拡大が期待されます。併せて、100株以上を3年間継続保有する株主に初回7,500円相当、翌年以降2,500円相当を贈る優待制度も導入します。一方、豪保険大手サンコープが海外M&Aの有力候補に浮上しました。買収が実現すれば海外利益の地域分散につながりますが、取引額は数兆円規模に達する可能性があり、買収価格や資金調達、自然災害リスクが焦点です。株式分割による需給改善に加え、大型M&Aが一株利益と資本効率の向上につながるかが今後の株価を左右します。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス

MS&ADが上場来高値を更新、好決算で再評価進む――地震・豪雨リスクは今後の業績にどう影響するのか

MS&ADは8月17日、一時5,146円まで上昇し、株式分割考慮後の上場来高値を更新しました。2027年3月期第1四半期の純利益が前年同期比33.4%増の3,286億円となり、市場予想を大幅に上回ったことが主因です。国内損保では料率改定や事業費率改善が寄与し、海外事業の利益は前年同期比で2倍超となりました。通期計画に対する進捗率は77.3%です。一方、7月以降の地震や豪雨は今回の決算に十分反映されておらず、今後の損害額には注意が必要です。家計地震保険には政府再保険がありますが、企業向け地震補償や豪雨、海外災害の損失は残ります。再保険と資本力で一定の吸収力はあるものの、災害損失の開示、再保険コスト、通期予想の修正が今後の焦点です。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス

【MS&AD 決算発表】1Qで早くも通期計画への進捗率77.3%!利益は33%増の3,286億円 海外事業も大幅伸長

MS&ADインシュアランスグループホールディングスの2027年3月期第1四半期は、親会社所有者帰属利益が前年同期比33.4%増の3,286億円となり、据え置かれた通期予想4,250億円に対する進捗率は77.3%に達しました。保険収益は14.1%増、保険サービス損益は28.0%増、金融損益は40.3%増でした。国内損保主要2社の利益は64.4%増え、海外事業の利益も2倍超へ拡大しました。一方、三井住友海上プライマリー生命は金融損益の変動で大幅減益となりました。年間配当予想は170円で変更ありません。高進捗は上方修正期待につながるものの、自然災害、金融市場の変動、政策株式売却益などの影響を見極める必要があります。